講座だより

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桐朋講座の活動の様子やイベントなどを、折にふれてお伝えします。
実施した講座内容のご紹介などもあります。

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世界を知る

今日は久々の30℃に届かない気温です。これが平年並みという天気予報を聞いて、いかに暑い日が続いていたのかを実感しました。これは北太平洋から北東の風が親潮の上を通過することで冷やされた結果です、その影響で昨日の大雨にもつながったのですが、大都市の脆弱性を見せられたと思いました。今回は最初に秋田県を訪れた時の事を紹介しました。重要文化財に指定された家屋や温泉、そしてサクランボの事に触れました。BRICS首脳会議、ASEAN首脳会議の話題を取上げました。共に世界経済の課題が大きいことなどが話題になっていました。トランプ大統領関連のニュースではイランでトランプ大統領の暗殺が話題になったこと。AIで生成された国務長官のメッセージが流れたこと、テキサス州の洪水の被害が拡大している中でトランプ政権の進める小さな政府政策が影響したのではないかという話題を取り上げてみました。この洪水問題から地球温暖化の進行を感じるのですが、トランプ大統領やその支持者は地球温暖化を信じようとしません。それは何故なのだろうかという事も考えました。宗教の強さというのが大きなポイントを持っています。相互関税の猶予期間が終了して日本をはじめとする世界各国がその対応をどうするかをこれから考えていくことになるのですが、世界各国の状況を例を挙げながら説明してみました。皆も知らない国と言って例を挙げた南アフリカのレソトという国ではアメリカが与えた関税優遇策でジーンズの生産を行っていたのが急に関税50%になり、生産がストップすることになり多くの解雇者が出ているという話です。さらに対米貿易赤字を出しているブラジルに対しても関税50%と発表しました。トランプ大統領が好きな前ボルソナロ大統領が裁判にかかっているのはおかしいというのが理由ですが、完全な内政干渉でありながらこの宣言を出すのです。また、トランプ大統領は次々に新たな関税を設定しています。銅に対しは50%、医薬品に関しては200%にもなると言われています。このような状況が世界経済に今後どのような影響を与えていくのでしょうか。

世界を知る

毎日暑い日が続いています。熱中症で多くの人が搬送されるニュースが出ています。今ニュースで話題になっていることはトカラ列島で続く群発地震です。6月21日から始まった群発地震は1000回を超え、最大震度も6弱を記録しています。大きな地震の回数が多い悪石島では希望者を今朝から鹿児島市内に避難させるという事を始めました。常に大地が揺れる状態を考えた時に住民の不安はかなりのものだと思います。ここはユーラシアプレートの下にフィリピン海プレートが沈み込むところで2~3本の活断層が確認されています。この断層面で今回の地震が頻発していると考えられていますが、場所が海底なので細かいことを判断するのはかなり難しいようです。現状ではあと2~3週間はこの状態が続くだろうと予想されています。温暖化の影響か世界各地で異常な高温になっています。それによって山火事が発生したり人が死んだりしています。この原因は偏西風の蛇行です。温暖化の進行とともにこの蛇行が顕著になって来ています。そんな中大事な二酸化炭素量を計測する測候所をトランプ大統領は閉鎖しようとしています。トランプ大統領は地球温暖化はフェイクである、どんどん化石燃料を使おうと言っていますが、このツケは誰が払うのでしょうか。今週チベット仏教の頂点に立つダライ・ラマ14世が後継者は今まで通り転生(生まれ変わり)の人を当てると表明しました。中国のチベット自治区から追われたダライ・ラマ氏は、亡命先のインドで生活をし、ノーベル平和賞も受賞しています。しかし中国はチベットやウイグルの中国化を進める中でこれを認めないとしています。チベットとウイグルの中国化は人権問題にもなっていることですが、これからの進展をしっかり見ていく必要があります。中国国内問題として習近平氏の指導体制が変わるのではという憶測が出ています。今年の9月3日にある抗日戦勝利80周年記念パレードに登場するのか?その時に招待客としてきているプーチン大統領とトランプ大統領との間で何らかの取り決めが出来るかどうかが注目点です。北朝鮮では広大なリゾート地の完成披露を行いました。困窮化が進んでいるという報道の中でアンバランスなニュースでした。またロシアのウクライナ侵攻に派遣された北朝鮮兵の死亡者について初めて公的な場で認めました。そしてさらに2.5~3万人の北朝鮮兵をロシアに送っているというニュースも出ています。ロシアと北朝鮮の親密ぶりがはっきりしたように感じました。今週もトランプ大統領は様々な動きを見せましたが、USAIDの停止や、CBS放送との裁判問題、政府内で文書を残さない問題などが話題になりました。さらに相互関税の実施延長が来週期限を迎えますが、日本も関税交渉を妥結することが出来ないまま現在に至っています。トランプ大統領は自動車や米の問題を取上げて日本に更なる関税をかけると公言しています。第二次世界大戦後、世界平和を進める一端として自由貿易を進めてきた国際社会の中で大きく舵を切ったトランプ大統領。国内では大型減税法案が通り、トランプ大統領の思うがままの状況が展開しています。その流れのまま国際社会が今後どのように変化していくのでしょうか。民主主義を育ててきた戦後80年の歴史が曲がり角に来ているのではないでしょうか?

世界を知る

西日本では梅雨明けが発表されました。以上に短い今年の梅雨。様々な所に影響が及んでいます。外来危険植物のバイカルハナウドという雑草が北海道で発見されたということが話題になっています。自民党は派閥問題や都議会選挙での大敗なども話題になっています。今、子どもたちの間で視力の低下が問題になっています。教育にタブレットパソコンが導入されたこととスマホなどを小さいころから長い間見ているというのが原因ではないかといわれています。またパソコン利用が多くなったことで紙の辞書をひくことが減少し結果五十音順という事が分からなくなっているという報告がありました。教科書を読めない子どもたちが増えているという問題も提起されています。アメリカがイランに直接攻撃を仕掛けました。攻撃までに交渉などが行われ、少し余裕があるかと思ったのですが極秘にアメリカ本土から直接B2爆撃機が飛来しランカーバスター14発を投下しました。これによってイラン・イスラエルの12日間戦争が停戦することになるとトランプ大統領が宣言しました。なぜこのような結果になったかを考えてみました。表面的には一方的に攻撃されているイランですが、イランを支援しようとする国が現れてこないのは何故なのかも考えました。そしてトランプ大統領、ネタニヤフ首相、ハメネイ最高指導者との関係で、各部のやり取りを通じて停戦までの動きをまとめてみました。まだ濃縮ウランが存在するのかどうかで、今後武力攻撃があるかどうかが変わって来るものと思われます。今回の攻撃が国際的に認められるものなのかについても国連憲章を基に考えてみました。アメリカが主張する自衛権という事も考えてみましたが「まやかしの正義」ではないかと考えました。あまりに強引にここまで持ってきたとしか言いようがないのではないでしょうか。この攻撃はロシアのウクライナ侵攻や中国の台湾侵攻にも影響を与えてしまうのではという感じがします。アメリカ国内ではニューヨーク市の市長選挙の予備選挙が行われています。現在民主党の1位はまだ若い左派の人物です。今後どうなっていくのでしょか。

とにかく目まぐるしく動く世界情勢です。それぞれの動きや考え方、見方など情報源によって大きく異なってきます。これをしっかりととらえて考えて行動することが求められているのだと実感しています。

世界を知る

今年の梅雨は空梅雨になるとの予報が出ました。毎日の暑さが体に応える今日この頃です。世界では次々に戦争が発生していて、平和な日本に居てもその惨状がもたらす影響を感じずにはいられない状況になりつつあるという気がします。先週始まったイスラエルとイランとの対立が毎日お互いの国に大きな被害をもたらしています。そんな中で開催されたG7サミットですが、石破首相がこの戦闘を批判したにも拘らず、最終的な発表にはイランの核開発を非難している内容になってしまい、大国の理論に流されてしまった結果というものになってしまいました。このことは世界各国がG7という国が持つ世界への影響力がもう無いと思わせる結果になってしまったといえます。イスラエルはNPTに参加しておらず、推定80発ほどの核兵器を保有しています。一方イランはNPTに参加していて、核燃料の濃縮を行っていることは事実ですが核兵器を保持している証拠はありません。それを一方的にイスラエルは自国を守るためという理由で核開発施設等の攻撃を続けています。世界の常識では核施設への攻撃はしないというのが決まっているはずなのに無視しています。そのイスラエルの主張にトランプ大統領が従いアメリカ軍の参戦も視野に入れているといいます。イラクのフセイン大統領が大量破壊兵器を持っているという事から始まったイラク戦争は、終わってみればそんな兵器は見つからず、戦後混乱した国内はテロが繰り返されアメリカは撤退するしかありませんでした。今、同じ轍を踏もうとしています。自分はピースメーカーだと主張しているトランプ大統領ですが、いったいどのような決断をするのでしょうか。プーチン大統領もイスラエルとイランの仲介に名乗りを上げていますが、これにも裏がありそうで、本当に和平を実現させようという動きが見えてこないのは大きな問題だと考えます。一方アメリカ国内にも問題は山積みになっています。あれだけ注目されたハーバード大学の問題も最近ではあまり話題になりません。その理由を考えてみました。ハーバード大学の特殊性が原因のようです。トランプ大統領の打ち出す経済政策にも疑問を感ずる部分が多発しています。アメリカ国民はどう対応していくのでしょうか。

モゲ散歩

今週梅雨に入りました。ここの所曇りで雨の心配をすることの多い散歩が続いています。今日は赤羽駅に集合して前回とは逆に北の方向に向けて散歩しました。先ずは静勝寺という所に行きました。赤羽駅は沖積地にありこのお寺は台地の上にあるので急な階段を上ります。ここは16Cの初め太田道灌が稲付城を築いたところです。江戸時代になって道灌の子孫がお寺として再建した所です。今は見晴らしは良くありませんが当時は荒川を挟んで遠くは筑波山も望めたところです。この辺りは鎌倉時代から岩淵の宿として発達した所で交通の要衝であったようです。ここから西に向かうと稲付川があった低地になります。その先に北区ふるさと農家館というところがあります。ここには古民家が移築されていて江戸時代の農家の雰囲気を味わうことが出来ます。この周辺は第二次世界大戦までは陸軍の施設が点在していました。そして火薬工場に物資を運ぶ東京兵器補給廠線も通っていました。現在は緑道になっていますが往時を偲ぶことが出来ます。東洋大学の校地の近くを通る道路を渡る高架橋は貨物列車を彷彿とさせるデザインになっていました。その先にある袋諏訪神社は14Cに創建された神社です。今は枯れてしまったご神木は袂杉と呼ばれるものです。いわれはこの神社を開いた方が諏訪からご神体と共に杉の苗を袂に入れて持ち帰り、ここに植えたとのことでした。また境内には水準点の標石がありました。実際に目にすることはあまりないものでした。

世界を知る

梅雨入りしました。と言いながら来週は30℃越えの日が続くという予報となっていて、地球温暖化をひしひしと感じます。昨日インドで旅客機の墜落事故がありました。多くの犠牲を出した事故でしたが奇跡的に1人助かったと言います。世界経済フォーラムがジェンダーギャップ指数を発表しました。日本は昨年と同じ118位という低さです。教育や健康は高い水準ですが政治に関しては0.085と昨年よりも数値が低下しました。女性の閣僚の少なさなどが原因です。まだまだ男社会なのだという事です。イスラエルがイランを攻撃しましたイスラエルはガザやヨルダン川西岸地域での蛮行を続けながら、さらに拡大する意図は何処にあるのか?戦いの沈静化を願いたいものです。国連の組織再編が進みそうです。アメリカの支援が減少したために資金不足に直面したからです。世界に対する影響は大きなものになると考えられます。アメリカの留学生に対する厳しい対応が問題になっていますが、実際にフロリダ州立大学に留学している方からの情報をお知らせしました。ガザに支援物資を届けようとした環境活動家グレタ・トゥーンベリさんがイスラエルに拘束され国外退去になりました。ガザの状況は最悪です。十分な支援を得られず、多くの犠牲者が今でも出ている中でイスラエルは攻撃の手をゆるめません。来週国連でパレスチナ国家承認に関しての会議がありますが、アメリカは開催に圧力をかけています。ウクライナ情勢もどんどん悪化しています。和平への動きを感ずることが出来ません。戦いの方法も大きく変化している中で、ドローンの利用が拡大されている状況があります。今ロサンジェルスで移民取り締まりを巡って騒乱が起きています。その騒乱を沈静化させるためという理由でトランプ大統領が州兵や海兵隊の派遣を行うなど緊張感が高まっています。その中で明日ワシントンでアメリカ陸軍250周年記念パレードが行われます。当日はトランプ大統領の誕生日でもあり、全米でNO KINGというデモが計画されています。トランプ大統領の行いに批判が出ています。

モゲ散歩

今回は赤羽駅から東十条駅までの散歩になります。先週は強風と雨で悩まされましたが、今回は暑さとの闘いでした。赤羽駅は埼玉県との境に位置する所で武蔵野台地の北東に位置します。駅近辺は荒川の沖積地ですが目の前に武蔵野台地の崖線が見えます。そんな崖線に沿って歩き始めます。最初に訪れたのは普門院です。このお寺は絵本から飛び出してきたようなお寺です。狭い参道の先にある山門は竜宮城のような造りになっています。戦時中に作られたとのことです。中にはインド様式の建物があったりしました。その南側にある稲村香取神社には2つの大切な建物があります。本堂の建物は不忍池畔にあった東照宮が建て替えした時に古いものをここに移したと伝えられています。また社務所の建物は赤羽駅の北側にある赤羽八幡神社の社務所を移したものです。神社の下を東北新幹線が通ることになり建て替える必要が起きたので古いものがここに移ったのです。近くにある放真寺、鳳生寺も歴史あるお寺でした。日光御成街道の難所として知られた清水坂の所には昔古墳があったと言われています。この道沿いには冨士講の塚もありました。今は拡幅工事で新たに作り直したものですが、沢山の碑が並んでいました。そして最後の地福寺ではご住職のお話を聞く機会を得ました。

モゲ散歩

梅雨入りにはまだ早いと思うのですが、ここの所土曜日の天候が芳しくなく、今日も傘をさしての散歩になってしまいました。今回は都営三田線の志村坂上の駅近辺を散策しました。駅を出ると道路の両側に一里塚跡があります。道の両側にあるのは大変珍しいものです。志村坂上はその名の通り旧中山道が新河岸川に向けて降りていく坂の上にあります。三田線はここまで地下ですがここから地上に出ていきます。そんな武蔵野台地の端を歩きます。ここには湧水による池を擁した見次公園があったり、坂の上に中世の城郭である志村城跡があったりします。今は大きな熊野神社になっています。中山道の坂道を越えたところに薬師の泉があります江戸名所図会の挿絵を元に復元した公園ですが、江戸時代多くの旅人や観光客が訪れたといわれています。ここは武蔵野台地の端に当たるのですが縄文時代には多くの人が生活していたのでしょう。その証拠として貝塚があるのです。この貝塚からは縄文時代だけでなく弥生時代の遺物も発見されています。小豆沢神社は1000年の歴史があると言われています。この辺り小豆沢村と云ったのですが、昔、川の上流から流れ着いた米を周辺の人々がかき集め腐らないうちに食べたのを、お上から褒められたのでお赤飯を炊いて祝ったのだそうで、このことから地名が生まれたと聞きました。色々な事があるのだなあと感じさせられる散歩でした。

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人が動くと何かが変わる、そんなことが沢山みられるのが現代社会です。昨日モスクワを電撃訪問した安部昭恵さんはプーチン大統領と昔話をしながら涙することもありました。ウクライナ侵攻で制裁を受けている中で招待されたとは言え、目的は何だったのでしょうか。韓国の大統領選挙も来週には行われます。中国が台湾統一に向けた動きを活発化しています。WHOが新型コロナの流行を警告しましたがアメリカではワクチン接種を中止しました。令和の米騒動がこれからどのように進んでいくのか。日本の第一次産業の発展も含めてしっかりした政策が必要なのだと考えます。イスラエルのガザ侵攻はどんどんひどくなっています。救援物資の配布の不十分でパレスチナの人々の健康は危険な状況になっています。そのイスラエルを支持するヨーロッパ諸国のもつ歴史観についても考えてみました。ウクライナ侵攻についてもなかなか先が見えません。双方の軍事力の消耗が激しくどこかで停戦に向かう事になるのではないかという分析もありました。話題提供では右に出る人がいないトランプ大統領ですが、相互関税の可否について国際貿易裁判所の判断に連邦控訴裁判所が一時停止を命ずるなどの動きがあります。ハーバード大学に対する締め付けを強めるなか、海外からの留学ビザ発行の一時停止の動きがだされています。トランプ大統領はなぜこうまでして厳しい政策を取ろうとしているのでしょうか?今日の話題を通じて考えることは余りにも内向きな考え方をしている人によって国が動かされているということを感じるのですが、皆さんはどう感じるでしょうか?



モゲ散歩

今回の散歩は埼京線の板橋駅からスタートします。この板橋駅の北側で交差する道が旧中山道になります。今回はこの中山道に沿って最初歩きます・駅前には「結びのケヤキ」があります。これは先週訪れた「縁切り榎」と対になっているものです。縁切り榎でおみくじを引いて、この結びのけやきでそれを結んで開運を祈願するのだと聞きました。先週縁切り榎では雨の中何人かの人が訪れていましたが、こちらに寄ったのでしょうか? その先に東光寺があります。ここには平尾追分地蔵と宇喜田秀家の供養塔があります。宇喜田秀家は関ヶ原の戦いで敗れ八丈島に流されたのですが、明治になって子孫の方がこの寺に供養塔を建立したという事です。この中山道沿いにはまだまだ多くの見どころがあります。板五米店は大正年間に建設されたお店をそのままの形で営業しています。今はおむすびカフェとなっています。ここから北側は江戸時代加賀藩下屋敷のあったところです。広大な敷地を持っていたそうです。明治になると陸軍砲兵工廠が作られ火薬などが製造されていました。その名残の機械の記念碑があったりします。また冒険家の植村直己さんの功績をたどる記念館もあります。近くには東京家政大学があるのですが、このキャンパス内には陸軍時代の建物がそのまま残っていました。

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現在世界のニュースの主役は何といってもアメリカのトランプ大統領です。トランプ大統領に関連するニュースは毎日必ず取上げられています。本当に話題のヒットメーカーという感じです。日本では高値安定してしまっているコメの値段が話題の中心になっています。失言問題をおこした江藤農水大臣が辞任して小泉氏が後任になりました。大臣が変わっただけで米価が下がるのか? 農協改革を訴えた小泉氏がこれからどのようの手腕を見せるのか楽しみです。22日ワシントンでイスラエル大使館員が射殺されると事件がありました。犯人はパレスチナの解放を主張しました。イスラエルの国連大使は「反ユダヤ主義者による卑劣な行為」と表明しトランプ大統領も批判しました。しかしガザ地区では毎日何十人もの人がイスラエル軍によって殺害されています。そこに何の差があるのでしょうか。人の命に差があるなんておかしいと思うのが普通なのではないかと思うのですが。今イスラエルはガザの占領を目指しています。世界がどうこの戦いを収束に向かわせることが出来るのでしょうか? 今鳥インフルエンザの拡大が問題になっています。人間の生活範囲の拡大が未知の病原菌との遭遇につながります。WHOではパンデミック条約を採択しました。一方でアメリカはWHOを脱退し拠出金を停止しました。これによる影響はかなり出始めています。トランプ大統領がウクライナ和平のためにプーチン大統領と電話会談しましたが結果は期待外れ。ロシアの強硬な姿勢が改めて強調されただけでした。どのようなことになって行くのでしょうか? トランプ大統領が進める関税政策は世界に大きなマイナスの影響を与えています。アメリカの格付けが低下しましたがその理由はアメリカ国債が安全資産ではなくなってきたからです。今年国債に関する利払いが高額になることが予想されていることも原因の一つです。またトランプ大統領はホワイトハウスで他国の大統領と口論になりかけました。今回は南アフリカのラマポーザ大統領です。南アフリカの白人が不当に差別されている。多くの白人が殺されているという間違った情報を基にこの話し合いで取り上げたのです。民主主義国家の大統領がやるべきことなのでしょうか?今国内でのトランプ大統領支持に影が差し始めているという報告も出ています。さてどのように進んで行くのでしょうか?

モゲ散歩

先週も天気が良くなかったのですが、今日はまた雨の中での散歩になりました。板橋区の中板橋駅からスタートです。このあたりは中世豊島氏が支配していた地域なので、それに関するものがあります。専称寺もその一つ。この寺の前を通っていたのが鎌倉街道で石神井川を渡るために作られた橋からこの地の地名「板橋」が生まれたと言われています。現在史跡になっている「板橋」は江戸時代の中山道が石神井川を渡る所にありました。八代将軍吉宗に縁の田安家が帰依した日曜寺があります。本尊は愛染明王という仏様で色鮮やかな仏像は見ものです。また、この寺の扁額は松平定信が揮毫したものと伝えれています。この周辺には古い神社も多く見られます。その一つが轡神社です。徳川家康が鷹狩の時にこの地で休まれ、乗ってきた馬の轡を置いていったことからこれを祀ったと伝えられています。現在感染症で患者が急増している「百日咳」に霊験があると言われ多くの人たちの信仰を集めているようです。この地「板橋」は中山道最初の宿場町として発展しました。旧中山道沿いには古い建物も残っていて風情がありました。本陣・脇本陣もありましたが現在は碑が残るだけとなっています。縁切り榎という史跡もあります。縁を切るという事に霊験があるという事で広く全国から訪れる人がいると言います。江戸時代14代将軍に嫁ぐ皇女和宮は中山道を通ってきたのですが、縁起を担いでわざわざ避けて通ったという言い伝えがあるほどです。そんなところの散歩でした。

世界を知る

トランプ大統領の関税政策が世界に大きな波紋を広げています。4月の関税収入は前月比87%増の163億ドルになったということです。それでも債務超過は是正されずアメリカ経済の先行きは不透明のままであることには変わりありません。フィリピンの中間選挙で前評判を覆してドゥテルテ副大統領支持派が多数を得ました。親米親中それぞれの思惑が今後どのようになって行くのでしょうか。アメリカが海外への人道支援を大幅カットし、主要支援国もウクライナ支援や防衛力増強で資金を取られ人道支援への金額が減っています。しかし、現在でも多くの人たちが毎日の生活が出来ない、病気で明日を迎えることが出来ないという人たちへの様々な支援が低下しています。今後どのような国がどれだけの支援をしていくことが出来るのでしょうか?世界の平和を希求し人々の安定した生活確保を第一に考えて欲しいものです。トランプ大統領はなぜこのように世界を混乱に巻き込むような政策を次々に出していくのでしょうか? 専制国家の大統領のような行いは奇異に映るのですが、アメリカ国民は喝采を持ってトランプ大統領を支援しています。自分の周りにはYesManしか置かない状況の中で、異を唱えるとすぐにその職を追われてしまう。だから何も言えない状況が作り出されているのです。そしてメジャーなジャーナリズムはトランプ大統領のネガティブ面しか報道せず、結果的にその内容はフェイクであるとされてしまう。情報の信頼性の確保が課題という事になるのでしょうか。とにかく就任100日を超えていかに自分が偉大な大統領であるかを喧伝する状況の中で時間が進んでいます。そんな中で米中関税交渉が行われ115%減という大きな成果を得たと自画自賛するアメリカですが、本当にそうなのでしょうか? これからの時間でその答えが検証されることになるのだと思います。ウクライナ問題についても和平交渉が始まりそうですが双方の大統領は出席せず十分な成果を得られるのかが未定という結果になりそうです。トランプ大統領は中東の主要国を訪問しています。イスラエルには寄りません。今回の訪問で総額1兆ドル以上の対米投資を取りつけました。トランプ大統領は成果を誇示しています。しかし無視されたイスラエルはガザ地区への総攻撃を開始し毎日のように激しい攻撃が行われ多くの犠牲者が出ています。それぞれの立場での主張はあるとは思いますが「命」という視点でそれを守るための不断の努力を何故しないのか? 国際問題を考える時にその解答は簡単なものではないということなのです。

モゲ散歩

今日は東武東上線ときわ台からスタートします。ときわ台住宅は1935年に武蔵常磐台駅の開業からスタートします。東武鉄道がイギリスのニュータウン計画から派生した大田区にある田園調布の住宅開発に倣って計画しました。駅前から放射状に延びる道路とプロムナードと呼ばれる楕円状の環状道路に囲まれた地域にゆったりとした住環境を作ることを考えたのです。それから90年たった今も昭和初期の建築が残っていたりクルドサックやフットパス、ロードベイなど欧米の住宅街に見られるような設備を見る事が出来ます。そこから本蓮沼方向に向かいます。ここにはS&B食品の工場があったり駄菓子屋ゲーム博物館があったりします。この辺りは昔畑が広がっていてそこでは練馬大根が栽培されていました。その大根を収穫して洗ったという出井の泉という窪地が残っていたりします。近くには清水稲荷神社や熊野神社といった立派な神社もありますし鎌倉時代創建の長徳寺などもあり、歩きながらいろいろな景色を見る事が出来ました。

世界を知る

日本はゴールデンウィークで多くの人たちが楽しんだという報道がされていましたが、世界では様々なことが起こっていました。インドとパキスタンの紛争が拡大の様相を見せています。この二国は核兵器をたくさん所持しているので、まさかとは思いますが核兵器の使用などが起きないように願うばかりですが。フランシスコ教皇の後継者が誕生しました。カトリック教会内での改革派と保守派との対立が表面化している中で誰が後継者になるかが話題になりました。その結果4回目の投票でフランシスコ教皇路線を引き継ぐ改革派のロバート・フランシス・プレボスト枢機卿が新教皇レオ14世になりました。様々な問題をどう解決していくかが見どころです。ロシアとウクライナの問題に関しては9日の戦勝記念パレードにあわせて習近平首席がモスクワを訪問しプーチン大統領と会談しました。プーチン大統領は戦勝記念日に合わせて一方的に3日間の停戦を宣言しました。しかしその間にもウクライナへの攻撃は続いています。トランプ大統領は無条件で30日間の停戦を提案し恒久和平への一歩を踏み出すべきだと話しました。そのトランプ大統領が起こした旋風が世界に吹き荒れています。ドイツ首相選挙やルーマニア大統領選挙ではトランプ旋風がプラスへ、カナダ総選挙やオーストラリア総選挙ではマイナスの影響を与えました。今後他の地域にどのような影響が及ぶのでしょうか? 今アメリカ関連のニュースでトランプ大統領の政策を記者団に発表するレビット報道官が目立ちます。ブロンドの白人女性がトランプ大統領を支えています。DEIを批判するトランプ大統領に対してなぜ彼女たちが支えるのか。アメリカの中で変化する保守派の人たちの姿から考えてみました。特に若い白人の人たちが何故保守化しているのかを考えた時にMAGAという考えがなぜ生まれてきたのかを考える鍵があるように思います。そのことから関連付けるとポピュリズム旋風が吹き荒れる世界はなぜそうなっているのかを知る手掛かりになるのではないかと考えました。

モゲ散歩

今回は東武東上線の大山駅からときわ台駅までを歩きました。大山駅は旧川越街道に沿った所に位置し大きなアーケード商店街を持っています。全長600m余りの商店街になっています。現在都内でもいくつものアーケード商店街が見られますがその規模としては大型のものとなっています。そこを抜けると現在の川越街道が走っています。その通りを北西に行くとY字路になります。右に行くと旧川越街道になります。ここで少し南側に道路を入ると提灯屋さんがあります。現在でも手描きでお作りになっているというお店です。そこから旧川越街道にもどると副戸長の碑があります。明治維新になって戸籍を整備するにあたって行政実務を担当する人として戸長と副戸長を定めたのですが、その副戸長のかたの顕彰碑でした。この道が石神井川を渡る所に下頭橋が架かっています。頭を下げるという橋ですが、川越藩の大名が川越街道を行き来する時に地元の人がこの橋の所で頭を下げて出迎えたということからこの名があるといいます。この近くには中世に豊島氏が作った板橋城があったと言われていています。これらを見ながら考えて見ると、この辺りには古くから人が住んでいたようで、石神井川沿いには縄文時代の住居址も残っています。氷川神社や御嶽神社、天祖神社などの神社も散見されます。氷川神社は鬱蒼とした林の中にありますが、ここの見どころは狛犬です。普通は石造りの物がほとんどですが、ここの狛犬はブロンズ製です。それも北村西望の作品です。1m以上もあるどっしりとした体躯は素晴らしいとしか言いようがありません。北村西望の作品は長崎にある平和祈念像が有名です。東京の北部ですが、歴史を感じさせられる場所でした。

世界を知る

上海で開催されている自動車ショーで中国企業が充電時間5分で400Km走行可能なモデルを発表しました。日本ではまだ電気自動車の普及は進んでいませんが中国では販売数の半分以上が電気自動車といいます。環境問題も考えた時に廃電池の問題などもありこれから世界はどう対応していくのでしょうか。カシミールでイスラム過激派による銃撃事件が起きました、20人を超える命が奪われました。これを受けてインドは対パキスタン政策を強硬なものにしています。カシミールはいまだにはっきりとした国境が決まっていないところでもあります。農業に大切な水問題もこの対立に含まれてしまいました。どのように解決していくのか難しい問題です。フランシスコ教皇が死去しました。丁度公開されている「教皇選挙」という映画と同じことが行われています。庶民的な人物と言われたフランシスコ教皇。世界平和と人類愛に自分の生涯を捧げた教皇の願いを実現したいものです。トランプ大統領がウクライナ和平案を提示してきました。内容はロシアに有利な部分が多くウクライナやヨーロッパ諸国がすぐ受け入れるか不明ですが、トランプ大統領は「期限がある。それを過ぎれば手を引く」という態度を示しています。何故アメリカは先を急ぐのでしょうか? その理由も考えてみました。トランプ大統領の施策が次々に繰り出されている中、G20財務大臣中央銀行総裁会議が開かれました。多くの国が関税問題が世界経済に与える影響が余りにも大きいという懸念を表明しました。今行われている国内改革も問題です。アメリカは世界をリードする科学力を持っていますが現状ではそれを推し進めていくことが出来ない状況になっています。大学に対しての圧力も大きな問題です。乱高下する金融市場をどのように沈静化していくのか。有効なトランプ対策を各国が色々と考えていく必要があります。

モゲ散歩

2025年度前期モゲ散歩最初の散歩です。今回は八丁堀から茅場町方面に歩きました。八丁堀といえば奉行所に勤める与力や同心が住んでいた所として有名です。いまは面影もありませんが八丁堀の跡に作られた公園や中央区の郷土資料館で当時を偲びました。そこから忠臣蔵で有名な堀部安兵衛邸宅跡に行きました。そして掘割を渡って霊岸島に行きます。ここには明治になって四谷左門町から遷座した御岩稲荷田宮神社があります。怪談のお岩さんを祀った神社です。当時は広大な敷地にあったようですが関東大震災で被災し、現在は小さな神社になってしまいました。近くには金毘羅神社や新川大神宮などの神社が数多くあります。この霊岸島の中央には霊岸寺がありましたが、振袖の大火で被災し、先日訪れた清澄に移動してしまいました。今は公園になっています。そこから茅場町方面に歩いていきます。周辺にはたくさんの証券会社のビルが立ち並んでいます。ここは兜町といわれる所で東京証券取引所があります。この建物の中には渋沢栄一の邸宅内に縁起物としておかれていた佐渡産の赤石が展示されています。近くの日枝神社は御旅所と呼ばれ山王にある日枝神社のお祭りのときに担がれるお神輿がここで休むといいます。その先には明治時代日本初の火力発電所があった「電灯供給発祥の地」や「第一銀行発祥の地」「郵便発祥の地」などがあり、東京の中心地であった事がわかる遺跡がたくさんありました。

世界を知る

世界は時々刻々変化をしています。世界で進むポピュリズムの影響はかなり大きくなっていると考えます。そんな世界で起きていることを取上げていくのですが、その原因や対応を調べていくのはかなり難しいと思っています。今回の講座では停戦から戦闘状態に戻ってしまったガザ地区についてイスラエルの考え方に変化があったことを指摘しました。ハンガリーのオルバン首相がウクライナ問題でEUの結束に抵抗しています。アメリカが距離を置いたウクライナを助けるためにはどうしたら良いのかを考えていく必要があります。和平の光が見えないウクライナ紛争です。現在でも民間人の犠牲が増えている中で大国の力のバランスで解決しようとしています。国際社会の中でこういった問題をしっかり考えて行動していく必要性を強く感じます。ブルネイという国を取上げてみました。税金も教育費もないという国家です。財源は石油と天然ガス。これを輸出して栄えていますが、イスラム教を基にした法律で国民を縛り付けています。高齢の国王が特権を掌握していて海外からも批判を受けているのですが是正しようとする動きはありません。エジプトで古代文明の遺跡が次々に発見されています。歴史を塗り替えるような発見もあり、歴史のロマンを感じさせられることでした。最後にアメリカに関連したニュースを取上げました。トランプ大統領の政治のやり方に様々な問題が起こっています。全国で反対するデモが起きていますが若者や移民の参加が少ないと言います。参加すると拘束されたり学位を取り消されたりとトランプ大統領が圧力をかけているからです。大学側も抵抗していますが補助金をカットするという圧力をかけています。こういったことがアメリカにプラスになるのでしょうか?関税問題を解決するために赤沢大臣が渡米しました。急にトランプ大統領が直接会うというハプニングがありました。日本がどのように対応していくかが今後の世界に大きく影響しそうです。

モゲ散歩

2025年度最初の授業です。今回は学校の教室での座学という事になりました。今回は地名についてお話しするという趣旨でスタートしました。地名は人間が生活してく中で自分の居場所や目的地を示す語が地名になっていったと言えます。その中で人間が集団として居住する最小単位をムラと呼ぶようになっていきます。そこで他の集団との区別をするために固有の名前を付けていきます。それが地名です。時代が過ぎていくとそれぞれの集団が大きくなっていきます。その最小の単位を「村」とします。その村が次第に規模を拡大していくと町になります。この時の町は田畑の畔道が領域の区切りになります。「町」という字の成り立ちがそこにあります。時代が進むと物を作る職人たちが現れきます。その職人を含む人口が居住することになるとその領域は徐々に拡大して大きな街が形成されます。この「街」の字の成り立ちは大きな街にはたくさんの十字路があるからちうことになります。こうやって街といわれるところはどんどん大きくなっていきました。そこに固有の名前を付けていくのが地名です。様々な難読地名も現れてきます。この地名が明治になると市町村合併で姿を消していきます。今までは地名からその地域の暮らしや歴史がわかるような所もあったのですが、市町村合併でカタカナ文字の地名の登場など大きな変化が起きています。

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2025年度の講座が今日から始まります。最近新聞やテレビのニュースにはトランプ大統領について触れない日はないという状況です。この中で講座の話題を探すのは一苦労です。先ずは日曜日から始まる大阪関西万国博覧会についてです。「命輝く未来社会のデザイン」をテーマに様々な新しいテクノロジーを駆使した展示が展開されるようです。しかし、まだ完成していないパビリオンがあったり、メタンガス発生の問題があったりちょっと心配な部分もありますが、6か月という時間で多くの人が将来について考え、楽しむことが出来れば良いなあと思いました。ウクライナ侵攻については和平への道は遠いと思わざるを得ません。そんな中、中国兵が捕虜になったというニュースがあり戦線の変化が心配されます。あとはすべてトランプ大統領の出す大統領令や政策についての話になりました。90日間の延期が決まった相互関税ですが、そうなった背景にはアメリカ国債の動きが影響していると思われています。そこで国債についてアメリカと日本を比較してみました。日本も借金大国ですがアメリカも同じです。そのためかなり強気で関税政策を推し進めてきたトランプ大統領ですが、安全な国債といわれたアメリカ国債が売りに出され、国民に不安を与える金利が上昇することになったのが、延期という判断につながったのではないかと考えられます。これからの90日間様々な国がトランプ政権と話し合いをし関税を引き下げようと苦労するのだという感じです。この相互関税で50%を課せられた南アフリカのレソトという国は、アメリカ向けの衣料品を大量に作っています。もし関税が発動されるとこれらの製造会社がつぶれることになり、経済不安が高まることになります。中国との関税の掛け合いもピークに達しています。この状況はどのように回避されていくのでしょうか。

モゲ散歩

今年度最後の散歩になります。今回は高尾の駅からスタートです。高尾の北側には戦国時代に作られた八王子城があります。小田原北条氏の支城で山の稜線を巧みに使った山城でした。北条氏が滅亡したあと幕府の直轄地になったりしたこともあり、遺構はしっかり残っていて、現在はきれいな公園になっています。この城跡を見学しました。城の正面には寺院が残っています。もともとこの地区は鎌倉時代から人が多く住んでいたようで、梶原景時が所領として受け継いだところが基になっています。この地に鶴岡八幡宮にあったご神体を移した八幡宮が作られ鳥居の前には景時が植えた杉が残っています。その後北条氏が入って多くの武士が住んだこともあり近くには刀工が数多く住み着いていたようです。ということでこの辺りを元八王子と呼ぶそうです。ここから南に行くと大正天皇と昭和天皇の陵があります。広大な森の中に上円下方墳が4基まつられています。この陵に参拝する人の為に昭和初期に京王線が鉄道を引きました。戦争が激しくなって廃線となりますが、その線路の一部を使って後の高尾線が開設されました。今でも浅川の近くに当時の橋脚が残っています。

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今回の講座が2024年度の最後になります。この1年間様々な事がありましたが、やはり一番大きいことはアメリカの大統領選挙と現在の状況を扱うことが多かったと思います。前半は新型コロナの蔓延という話題が大きかったのですが、現在は落ち着いてきたように思います。

さて今日ですがエジプト文明展の紹介から始めました。老化をも防止するという成分を発見した健康食品メーカーの話もしました。トランプ大統領関連がどうしても多くなります。SDGsに関する取り組みを中止するということやウクライナからの避難民を強制帰国させようとしているとか、とにかく話題が多いのです。その考え方をするに至ったのはどのようなことが影響しているのか? そしてこのままでいくとアメリカの地位の低下が起きてしまうのではということにも考えを広げました。世界が平和に過ごせるようにという考え方が大国を率いる指導者に欠けているのではないかと思うことが余りにも多いように感じます。最後にアサド政権が崩壊したシリアについての報道が少なくなっている中で現地取材をした記者の報告をもとに現状がどうなっているのかを説明しました。そんな折、旧アサド政権を支持する勢力と現政権が衝突する事件が起きました。多くの一般人が犠牲になりました。この国が平和を取り戻すためにも多くの国の支援が必要だと考えます。

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今日は春の陽光を浴びながらの絶好の散歩日和でした。今回は洗足池近辺を散歩しました。集合は池上線の石川台という駅です。五反田から蒲田を結ぶ3両編成のローカル色の濃い電車で集合場所に行きました。ここは中原街道に沿った部分になっています。中原街道は古代から重要な道として作られていたので史跡も多いのです。中原の名は江戸の虎ノ門から平塚市中原まで結んだ道から付けられたものです。東海道は参勤交代道中があったりとせわしないので江戸時代の一般の人はこの道を通って平塚に行ったという事です。中原には家康が作った御殿があり駿府へ行く時とか鷹狩りの時にこの道を通って御殿に行ったようです。洗足池の所には妙福寺というお寺がありますが日蓮上人が池上本門寺に行く時に足を洗った所とされていて、境内にはその時着ていた袈裟をかけたと言われる松がありました。日蓮上人が足を洗ったということで池の名を洗足池というそうです。しかし地名は千束となっています。これは平安時代に平将門征伐に派遣された人がこの池の所に居館を建て住みつき姓を池上と名乗ったとのこと。そして元貴族であったことから地元の人たちの租税を米千束(せんたば)免除したという事から付けられたと言います。池の傍にある千束八幡宮は房総から鎌倉に戻ろうとした源頼朝がここに八幡宮があることを知りここで鎌倉攻撃の旗揚げをしたところ周囲にいた武士がたくさん集まったという話も残っています。またこの地を愛した歴史の偉人に勝海舟がいます。海舟は池の傍に別邸を建てて晩年はここで過ごしていました。遺言でこの地に墓を作って欲しいとあったため現在池に面して勝夫妻の墓所があります。近くにある勝海舟記念館では勝家の家系図が公開されていますが先祖場物部守屋だという事がわかるという家系図が展示されていました。中味の濃い散歩になりました。

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日本の少子化が急速に進んでいます。昨年は婚姻数が増えているのですが出生数は前年比5%減です。女性に育児を頼る傾向や養育費の高騰もありますが産科医のいない地域が拡大しているというのも原因になっている可能性があります。異常気象が世界各地で発生しています。その原因の1つは偏西風の屈曲によるところが大きいと言われています。人間活動が盛んになった結果気温や降水量の変動が大きく影響していると言われています。大船渡の山林火災もその影響を受けています。マイクロプラスティックの人間に与える影響が問題なっていますが、身近にあるティーバッグに注目して見ました。大阪万国博覧会の開始まで43日となりました。最新技術がたくさん展示されるそうですが人型ロボットも進化を遂げているようです。国連で同じ日にウクライナ侵攻に関する決議案が総会と安全保障理事会で話し合われ違った内容の決議がされました。アメリカとヨーロッパの関係に大きな変化が現れたものになりました。国際社会での共通認識形成に大きな問題点が生じてしまった感があります。そのウクライナに平和は訪れるのでしょうか? 今日ゼレンスキー大統領がトランプ大統領と会談します。アメリカ主導の考えが前進するのでしょうか?トランプ大統領の施策が次々に出されています。それを受けて世界各国が対応しなくてはならないのですが、グローバルサウスと呼ばれる国々も注意して対応しないと大変な痛手を受けることになるだろうという事を考えました。今のアメリカは自国中心主義を貫き、国際協調で問題解決するという方向を崩そうとしています。この段階での発信に疑問を持つ人も多いと思います。世界はお互いに助け合う事によって平和な国造りに進もうとしていたはずなのですが、現在はポピュリズムの考え方が強くなってそのバランス崩れようとしています。世界の指導者たちがもっと将来を考えて行動して欲しいと願いばかりです。



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新型コロナの感染状況の報道が出なくなったので、もう安心できるのかと思いましたが、実は下がり切っていないことが分かりました。インフルエンザの流行もありましたが少し警戒心が薄くなっているのではと思いました。ミュージアムホテルの目黒雅叙園が突然休館するという事となり180組の結婚式ができなくなるという状況が発生しました。外資に経営をゆだねた影響ですが、1970年代100万組を超える結婚式があったのが、現在では40万組にもならないという事で毎年結婚式場が200件ほど廃業か他業種への移動となっているそうです。少子化の影響がここまで及んでいることが分かりました。未だにはっきりしないのがミャンマーで起きている人身売買も絡んだ特殊詐欺グループの摘発です。中国マフィアがバックにいるといわれ特殊詐欺に携わる人員が1万人を超えると言われています。日本だけでなく世界各国で特殊詐欺が蔓延している状況に驚きました。トランプ大統領が就任して1か月が経ちましたがその強引な手法に世界は振り回されている状況です。これをilliberalism(非自由主義)と分析できると言います。広く受け入れられている表現、思想、行動の自由を否認する特定集団の過激主義と説明されています。時には法律に違反してでも強引に政策を実行する。自分の周りにはYesmanを置き、自分の考えに反する勢力は次々に処分する。ウクライナの停戦に向けてもロシアとの間で高官による会議を持ちましたがそこにウクライナやヨーロッパの代表は同席しませんでした。二つの大国で何事も決めていこうという姿勢です。世界は平和を願っています。毎日多くの人が傷つき死んでいる状況の中で本当の平和は何か? これからまだトランプ大統領に振り回される状況が続くのでしょうか? 

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三寒四温と言われ少しずつ春に向かっている、そんな時に行われたのが今日の散歩です。今回は東京都現代美術館で開催されている「坂本龍一 音を視る・時を聴く」展鑑賞をメインに行いました。清澄白河駅から美術館まで歩きます。青空の下のんびりと向かいます。この辺りは江戸時代木場があったところで材木屋がたくさんあったところでもあります。北側にある仙台堀川を渡る橋はかなりの上り坂の上にあります。ゼロメートル地帯を実感しました。現代美術館では多くの参観者が並んでいました。30分ほど待たされて中へ。真っ暗な空間に巨大なスクリーンがありそこに映し出されるモノクロやカラーの映像と坂本龍一の音楽。観客の方々はその空間に飲み込まれたように視入って聴き入っていました。笙が奏でる曲やシンセサイザーが作り出す音。ある部屋では天井にある水槽の中に煙が漂っている上から光線が投射され床に複雑な文様が広がります。東日本大震災で被災したグランドピアノが曲を奏でる・・・とにかく1時間半ほどの時間が濃密であり、ある面さわやかな感動を得ることができる時間でした。その後は現在放送中の「べらぼう」にも登場する松平定信の墓所がある霊巌寺、出世不動のある長専院を訪れました。

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今日はバレンタインデーです。バレンタインというとチョコレートという事になるのですが、そのチョコレートの原料であるカカオについて知っていることが少ないと思い触れてみました。カカオというとガーナという国が想起されますが、カカオ農家の人でチョコレートを知らない人がいるのです。そのカカオが現在高騰しています。原因は地球温暖化。農地に十分な雨が降らなかったりして収量が減少。さらにガーナでは金の不法採掘で農園が破壊され生産量が激減している状況を話しました。トランプ大統領が就任してまだ間がないのですが、次々に出される政策が世界に大きな波紋を広げています。前回取上げたガザの問題もトランプ大統領の動きによってせっかく停戦した状況が崩れてしまうかもという事が見えてきました。またプーチン大統領とウクライナについて電話会談をし、停戦に向けて実のある話し合いが出来たと発表しました。しかし、ゼレンスキー大統領の希望する停戦に持ち込めるかは分かりません。ロシアはトランプ大統領を利用して有利にウクライナ情勢を終結に持っていきたいと考えているようです。このロシア寄りの動きに連動するかのようなインド・モディー首相との会談も行いました。インドとの関係性を良くすることで中国包囲網を確実にしたいという考えが見えてきました。またトランプ大統領が紙製のストローを止めてプラスティック製に戻すという大統領令にサインしました。トランプ大統領の環境問題に対する認識はどのようなものなのでしょうか? Drill Baby Drill政策で石炭や石油、天然ガスを掘りまくることになるのですが、北極圏の野生動物保護区の規制も停止するということ。地球規模での問題を一人でかき回してしまう状況に不安を感じました。

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今日の散歩は築地居留地跡を中心に回りました。明治元年(1868)に東京の町中に外国人だけが住む場所を確保するために、当時大名屋敷だったこの地に居留地を作りました。日本全体では長崎や神戸、横浜、新潟などに作られました。これらの居留地と築地の違いは商人がいなかったことです。商人は横浜に住み、用事があると鉄道で東京にやってきたのです。その為築地には外国政府の役人や宣教師が住みました。宣教師の人たちは学校や病院作りに奔走します。アメリカ聖公会のトイスラーは聖路加病院を作ります。同じ聖公会のウイリアムは立教学院を作ります。これをはじめとして女子学院、雙葉学園、青山学院、明治学院などキリスト教系の学校が作られていきます。後に他の地に移っていくのでここには石碑しか残っていません。その中に築地カトリック教会が現存しています。パルテノン神殿のような外観を持つ建物で、中には踏絵なども展示されていました。居留地に住む外国人の為に牧場も作られたのですが、その経営者が芥川龍之介の父親で、龍之介はこの地で生まれました。そこから隅田川沿いに北上して鉄砲洲にある汐見地蔵や鉄砲洲稲荷神社に行きました。鉄砲洲稲荷神社には富士塚がありました。また、この辺りは戦災の被害を受けなかったところもあり、大正時代の住宅も残っていました。

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この一週間でも様々な出来事がありました。国内では石丸新党発足、石破首相の東南アジア歴訪、宮崎での地震とありました。昨年の都知事選挙で次点に入った石丸氏が地方政党を立ち上げたのも話題です。国際社会での日本の位置づけを考えた時に日本が何を考えてどう行動しなくてはならないかについて考えました。宮崎で起こった地震と南海トラフ地震の関連性が問題になりましたが、阪神淡路大震災から30年の今、日本が抱える危険性にも言及しました。海外では韓国の大統領が内乱罪で拘束されました。戒厳令から1か月、国内の支持率が変化する中今後の展開がどうなるかをしっかり見ていく必要があります。ウクライナでは北朝鮮兵の捕虜の映像が公開されました。彼らのおかれている状況と何故このような戦闘に参加したかという事も分かって来ましたが、これが正しい情報なのかはしっかり検証する必要があります。パレスチナ紛争で6週間の停戦が実現しようとしています。アメリカの圧力がもたらした結果と言えるでしょうが、15か月で5万人弱の人が死亡したこの紛争は平和を追求してきた国際社会が大きな問題を抱えていることを改めて感じるものです。週明けに就任するトランプ大統領がどのような政策を行うかがこれからの大きなポイントになると考えます。側近のマスク氏の存在感が増す中様々な問題も生じています。共和党内の不協和音も聞こえてきます。

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2025年年明け最初の散歩です。天候にも恵まれ気持ちの良い散歩になりました。今回は新橋駅から築地までの散歩になります。新橋駅から東に行ったところに明治3年最初の鉄道駅新橋が作られました。現在は当時の建物を復元し博物館になっています。汐留の貨物駅があったところは現在高層のビル群になっているのでその谷間にありました。近くには銀座に唯一残る踏切の警報機がありました。中央卸売市場へ荷物を運ぶ線路の所にあったものです。外国人でにぎわう築地場外市場の隣には波除神社があります。茅の輪が入口にありました。この神社は築地を埋め立てる時に強風と大波でなかなか工事が進まななかった時、沖に現れた八幡様を祀ったところ波風が収まって工事が進んだことからここに祀ったといわれています。鳥居の両側に大きな赤と黒の獅子頭が安置されていて毎年お祭りの時には神輿になって界隈を練り歩くのだそうです。近くには勝鬨橋がありました。日本の技術だけで戦前に作られた開く橋です。1970年頃からは開かなくなりましたが、現在でも多くの車や人が利用しています。この橋は昭和15年に開催予定だった万国博覧会に向けて建設されていたものです。日中戦争のために博覧会は中止になってしまいました。近くにはインド様式で作られた築地本願寺があります。石造りの立派な寺院です。最後に桂川甫周の屋敷跡に行きました。桂川は日本史の教科書にはほとんど出てこない人ですが江戸時代のお医者さまです。解体新書の翻訳にも携わり蘭学による外科術にも長けその名声がヨーロッパにも伝わりました。難破してロシアにたどり着いた大黒屋光太夫が帰国した折に取り調べを行なったのもこの桂川です。その時に光太夫がロシアで桂川のことを聞かれたと言われたという話が残っています。そこまで名声が伝わっていたのだと感心しました。そのような話をしながらの散歩でした。

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今アメリカ西海岸で発生している山火事は規模も大きく被害額も9兆円を超えると言われています。セレブの住む地域が被害にあっており被害額が多くなっています。原因は不明ですが、気候変動の影響で冬に雨が降りやすいはずなのに乾燥してしまったのが大きなポイントになっています。多様化の時代と言われている中でクリスマスカードを例にお話ししました。アメリカで民主党はキリスト教の祭であるクリスマスを祝うカードは使わずHAPPY HOLIDAYを使っていました。しかし、トランプ氏がこれから我々はクリスマスカードを使いますよとSNSに投稿したのです。宗教観の薄いといわれる日本社会でどう映ったのでしょうか。今、日本は最大級の寒波がやってきています。日本海側は気候災害に見舞われています。地球温暖化がもたらす一面です。世界における日本経済の地位低下が顕著になっている現状を考えてみました。トランプ大統領の登場でどのような変化がおきるのでしょうか。新年を迎えた海外の状況を見ながら政変の起きたシリアや韓国戒厳令などの状況を考えたりしました。
トランプ大統領が就任する今月ですが、アメリカで様々な問題が生じてます。元旦に相次いだテロ事件、バイデン大統領の日本製鉄のUSスチール買収阻止問題、急速に影響力を増すイーロン・マスク氏問題、トランプ大統領のトリプルレッドの政権運営に問題はないのか、トランプ氏の発言の数々も取り上げました。テクノ・リバタリアニズムという新しい言葉も取り上げました。最新技術主導の自由社会の構築です。SNSやAIによって様々な価値観が生まれそれを使って社会が構築されていく。それによって民主主義がゆがめられてしまうという可能性を考えました。

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今年最後の散歩です。好天に恵まれ青空の下での散歩になりました。今回は副都心線の千川駅からスタートです。この辺りは前回の散歩でも巡りましたが明治の終わり終わりごろから多くのアトリエが存在しました。その中の中村峯孝のアトリエ跡に作られた彫刻公園を見ました。中村峯孝・蔣親子のブロンズ像がありました。江戸時代、江戸の町は八百八町あったと言われていますがそれぞれの町に講があったと言われます。念仏講とか富士講がそれにあたりますが、この周辺には富士講の中心になる神社が2つありました。一つは長崎浅間神社、もう一つは池袋氷川神社です。それぞれに立派な富士塚があります。特に長崎富士塚は国の有形民俗文化財に指定されています。江戸時代中頃に作られたもので、江戸から見た富士山の形に似せて作ったと伝えられています。高さ8m直径20mにもなる塚で表面は富士山の溶岩で覆われ多くの石碑が立ち並んでいました。池袋富士塚は2回りほど小さいものでしたが同様にたくさんの石碑がありました。また熊野町熊野神社またの名をくまくま神社という古くからの神社もありました。道端には庚申塔や地蔵尊がいたるところにありましたが、都市開発が進み高層マンションや首都高の高架で往時を偲ぶのも難しい感じがしました。その間を谷端川遊歩道(今は暗渠になっています。下流部は小石川という名にかわります)があり、そこを歩きながら歴史を学びました。

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モスクワでロシア軍の高官が暗殺されるという事件が起きました。ウクライナ侵攻から3年。今後どう収束していくかが心配です。闇バイトの低年齢化が止まりません。その捜査方法にも新たな方法が導入されそうです。日産とホンダが提携を模索というニュースは世界の自動車業界の問題点を突いていると言えるのではないでしょうか。ここに来て政治倫理審査会が開かれています。なぜ今なのか? 新しい事実が出てくるのかが期待されましたが異口同音のように自分は知りませんでしたという回答ばかりで、国民として納得の行くものではないように感じました。シリアでアサド政権が倒れて10日が経とうとしています。独裁政権の問題が明るみに出てきました。新生シリアは平和な国になって行くのでしょうか? 先週も考えた民主主義についてもう少し深く考えてみました。国民の声を平等に聞いて生かしていくことを求められる民主主義。しかし、世界各地で起こる紛争から逃れる人々を受け入れることによる地元民との確執が排斥につながっていく。情報の得方にもフィルターバブルが起きてしまうと民主主義の根幹を揺るがす動きが出来てしまうのでしょう。皆が争うことなく平和に暮らしていける社会を作るにはどうしたら良いのでしょうか。

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今年の冬は突然やってきた感じがします。長い夏の後一瞬の秋、そして本格的な冬が始まった感があります。JPCZという冬版の線状降水帯による大雪について考えました。被団協のノーベル平和賞受賞式がありました。核兵器使用をちらつかせる大国に対して抑止力になって欲しいものです。先週話題にした韓国の政治の混乱はまだまだ続いています。尹大統領が自分の考えは間違っていないと言っています。兵庫県知事選挙について東京ではわからないことについて触れました。強権的な政治を行っていたシリアのアサド政権がアッという間に崩壊してしまいました。その結果民主的な国家が出来るかは予断できません。600万人を数える国外避難者が帰る土地はあるのか?圧政しか知らない子どもたちのケアも大切なポイントです。現在世界で進行している民主主義を脅かすような様々なことについて考えてみました。当たり前のように民主主義を信じている私たちです。国際刑事裁判所の赤根所長の言葉の「法の支配の死」は重い指摘です。完全な民主主義の国は全体の1/8強、専制主義の国が全体の1/3強にもなります。日本は29位でギリギリ完全な民主主義のグループに入っています。でも世界はどんどん専制主義に変わりつつあることも事実なので、しっかりと考えて行動する必要があります。

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急に寒くなるという予報の中での今日の散歩でした。きれいな青空の下、風もおだやかで太陽の暖かさを感じながら歩きました。先ずは立教大学近くの羽黒神社からです。江戸時代、伊勢参りを表参りとして、もう一つの信仰のお参り場所が出羽三山(羽黒山・月山・湯殿山)でした。これを裏参りと言っていました。その信仰につながる羽黒神社です。次に赤門を持つ金剛院へ。赤門のいわれは、江戸時代この寺の近くで相次いで起きた大火で焼け出された人たちを境内に集めて救済したことで多くの村民から感謝されたという事を知った将軍が、褒賞として門を赤く塗る事を許したという由緒あるものです。近くの長崎神社では大きな銀杏の木も素晴らしくお宮参りの幼子もいてほっこりする時間を過ごしました。この長崎といわれる地には昭和初期にアトリエ村がいくつも作られました。多くの芸術家がここで生活しながら作品を作ったと言われています。現在はこの地で活躍した熊谷守一の作品を集めた豊島区立熊谷守一美術館があり、そこでその面影を知る事が出来ました。有楽町線の千川駅の近くには粟島神社や千川上水公園がありました。水の少ない台地の上での農業は用水に助けられ神社での雨ごい行事にもつながっていました。

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新型コロナの新しい変異株XCE型が広まり始めたことで、再度感染の拡大が懸念されます。正月に地震災害を受けた能登半島で震度5弱の地震が発生。9月の豪雨災害もあって復旧が遅れている中で地元の人々は不安を感じています。日本の近代産業発展の1つ繊維産業で相次ぐ繊維産業から撤退というニュースは産業史の1ページが終了したことを示すものです。臨時国会が始まりました。少数与党の現政権がこれからどのような政権運営をしていくのかが注目されます。COP29が閉幕しましたが各国の利害をうまく調整することが出来ずに終わったような感じがしました。イスラエルとヒズボラの停戦が実現しました。戦火を止めることが出来るわけですからガザやウクライナへもその動きが波及してほしいものです。トランプ次期大統領の閣僚指名の中身を見てトランプ親衛隊的な状況になっていることが分かりました。教育や医療でどのように変化しているかを見てみました。今、世界ではポピュリズムの動きが野火のように広がっています。トランプ氏がなぜ多くの支持を得たのかその理由を考えてみました。

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ハマスとヒズボラと戦うイスラエルですが、国連安全保障委員会で停戦の決議案が出されましたがアメリカが拒否権を行使して実現しませんでした。一方でアメリカはヒズボラに対して停戦案を提示し了承をされました。ネタニヤフ首相が受け入れるかにかかっています。そのネタニヤフ首相は国際刑事裁判所から戦争犯罪の疑いで逮捕状が出されました。今後どうなるのでしょうか。日本の財政はかなりひっ迫してきています。そんな中新たな補助金を出したり国民民主党の要求を取り入れようとしています。将来の私たちに負担を強いるものになるのではないかと考えます。アメリカの大統領選挙と兵庫県知事選挙でSNSの活用が話題になりました。情報の取得方法が多様化する中で何を考えていかなければならないかを考えました。中国経済が低迷する中で、国内で多くの被害者を出す殺傷事件が多発しています。中国国内で何が起こっているのか。その原因になっているのはどのようなことがあるのかを調べてみました。共産党一党支配という権力主義国家で起こっていることを私たちが簡単に批判することは出来ませんが、住みやすい国造りを願うのは全世界共通の考えなのではないでしょうか。アメリカではトランプ氏が次期政権の官僚を指名しています。中には問題が多い人もいて、さっそく司法長官候補の人が辞退することになりました。トランプ氏の崇拝者的な人が多いのが心配するところですが、実際に大統領になった時にどのような政策を打ち出してくるのでしょうか?

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今回は駒込駅周辺を散歩しました。前回の上中里で回ったお寺の末寺や域外地蔵堂などもあり関連するものもたくさんありました。駒込駅は武蔵野台地の縁に存在する駅で新宿寄りの北口・南口はホームから階段を上って行きます。しかし東口は階段を下がって改札口に行きます。その差は10m以上もあります。今度通過するときにでも見てください。駅の北側にある公園にソメイヨシノが植栽されている所があります。江戸時代後期、この地(染井村)には多くの植木屋さんがいました。この植木屋さんが桜の新品種を開発します。オオシマザクラとエドヒカンザクラを交配したものです。葉より先に薄桃色の花が咲く桜。吉野桜と区別するために染井の名を取ってソメイヨシノとしました。その説明する碑のある公園です。近くの妙義神社は太田道灌が戦勝祈願した神社ですがそこにある狛犬は可愛い猫の姿をしていました。江戸時代この地には津藩藤堂家の屋敷がありましたが、その裏門を移築したという公園があります。巣鴨の駅の近くには徳川慶喜が明治時代住んでいた屋敷跡がありました。近くの大鳥神社では翌日の二の酉の準備で大量の熊手を飾っている所に出会いました。最後に木戸孝允の屋敷があった木戸坂を歩いて今日の散歩は終わりました。

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この一カ月にフィリピンに上陸した台風は5つ。大きな被害をもたらしています。海面水温の上昇が原因と云われています。そういった温暖化を止めるために毎年開かれるCOP(国連気候変動枠組条約締約国会議)。今年は29回目ですが首脳の出席が少なく、代表の離脱も見られます。快適な宇宙船地球号の維持のために全ての人々が協力しなくてはならないのに・・・。政治面でも色々な動きがありました。第103代総理大臣に石破茂氏が就任しましたが先行きを見通すのは難しい状態です。次期アメリカ大統領トランプ氏も新しい閣僚を次々に発表しています。トランプ氏の考え方を全面的に支持する彼ら。議会の承認を得なければなりませんが、上下院とも共和党が過半数を占める中で止める手立てはないように思えます。北朝鮮兵がウクライナ侵攻で実戦に投入されました。この派兵は今後世界で発生する戦闘に大きな影響を与えるものです。どのような結果になるのかが心配です。同様に戦闘が止まらないイスラエルとハマスやヒズボラとの問題は解決の道が見えてきません。アメリカ大統領が代わるなかでその先行きはさらに不透明となっています。

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今日の散歩は秋らしい優しい陽の光の下で行うことが出来ました。上中里駅からスタートです。ここは江戸時代日光街道が通ってたところです。この街道沿いに徳川家縁の神社仏閣がいくつもあります。三代将軍家光の病気平癒を願って建立された平塚神社とその別当となった城官寺、五代将軍の母桂昌院が参詣した無量寺、正岡子規が静かな所に墓を建てたという大龍寺、病気平癒を願って山門の外に建つ石造りの仁王像に赤い紙を貼る風習が今でも残る東覚寺といろいろな見どころがあります。山門や屋根瓦に葵の紋が見られる所も多くありました。今日の一番の見どころは旧古河庭園です。明治時代の元勲陸奥宗光の西ヶ原別邸を古河財閥が購入し迎賓館に仕立てたところです。建物はジョサイア・コンドルの設計した石造りの洋館と洋風庭園、一段下がったとこ心字池を中心にした和風庭園があります。洋風庭園では秋バラが見ごろでした。

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先日ウクライナの西隣のモルドバで大統領選挙とEU加盟の是非を決める国民投票が行われました。僅差ではありましたがEU加盟の賛成派が上回りましたが、親EU路線を進める現大統領が過半巣を取れず決選投票になりました。その結果が今週出たのですがたのですが、現大統領の再選が決まりました。ロシアの選挙介入が話題になった選挙でもありました。福島第一原発二号機から3gの燃料デブリが取り出されました。現在1~3号機には880tものデブリが存在するのですが、これを取り出して廃炉にしなくてはならないのです。取り出すまでに8兆円かかるという事でした。2051年をめどに終了したいとしているのですが、人類が経験したことのない技術開発をする必要もあり、まだまだ先は長い挑戦になります。アメリカ大統領選挙はトランプ氏の圧勝で終わりました。同時に行われた上下議院選挙でも共和党が勝利しています。トランプ氏にとって2期目になる大統領職。アメリカファーストの政治をすることで、世界に与える影響はどうなるのでしょうか? 自分の意見に反対するものを排除する一方で、云う事を聞く者だけで政権運営をしていくと何でも正義になってしまう、そんな恐れを感じるのですが、皆さんはどうお考えでしょうか?



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前期にも訪れた王子。今は渋沢栄一ブームで飛鳥山公園は多くの人でにぎわっています。少し秋らしくなった中での散歩になりました。この地に流れ出す石神井川に沿って作られている散歩道を歩きます。源頼朝が東北出兵の時に布陣したと言われている所や紅葉で有名な寺院を拝観しました。明治から太平洋戦争まで日本陸軍の武器工場があった王子はその遺跡が残っています。その横に古墳時代の石室も残っていました。王子と言えば「王子の狐」というのが明治時代の落語で有名になりましたが、その舞台となった王子稲荷を訪問。近くには王子七滝で現存する滝のある公園もあります。最後に王子神社に参拝して今日の散歩は終わりました。

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モルドバのEU加盟の是非についての国民投票、日本の衆議院議員選挙、アメリカの大統領選挙とさまざまな選挙が行われています。モルドバの国民投票は親EUの現職大統領が再選されるかの大統領選挙も行われています。ロシアが選挙に介入したといわれ緊張が高まっています。ロシアはウクライナ侵攻に何とか目途を立てたいとか考えています。不足する兵力を北朝鮮から得るという事も行っているようです。長引く侵攻に世界は効果的な対応が取れていません。2日後の衆議院議員選挙は裏金問題で自民党が大幅に議席を失う可能性が高まっています。今後の日本の政治を左右するこの選挙、結果はどうなるのでしょうか? 10日後にアメリカ大統領選挙も行われます。ハリス副大統領が民主党の候補になった時には大きなうねりが来たように思いましたが、黒人女性がガラスの天井を打ち破って大統領になれるのでしょうか? 現状ではかなり厳しい結果になりそうです。

モゲ散歩

今日は後期最初の会でした。まずは後期に散歩を予定している所を説明したあと。先日観た映画等の話題を少しお話してから地名の話に入りました。日本の古来からの歴史の中で地名を氏名が生まれてきた経緯をお話しするというのが今日のメインでした。古事記と日本書紀の話から氏姓制度、二字佳名(にじかめい)の詔から生まれた好字令という命令で地名も氏名も二字で構成されているという話をしました。また国の名前を付ける時に都に近い方を前とか↑という字を当てているという話で、越の国(日本海側の東北地方)を分割して国を作った時に越前、越中、越後という国名になったというような話をしました。地名の成り立ちを考えると興味深いことがたくさんあります。この続きはまたの機会に行います。

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後期最初の授業になります。映画の紹介から始めました。今アメリカで注目されているシビル・ウォーという映画です。アメリカが分断されて南北戦争のような内戦が起きるというもの。大統領選挙の結果アメリカはどのような国になるのでしょうか?●地球温暖化の進む中アマゾンでは渇水が、サハラ砂漠では洪水が、ベーリング海では100億匹のカニが死滅という話。●北朝鮮が先鋭化しているアジアで、中国も台湾周辺で軍事演習を行うなど、なにか胸騒ぎがするような状況です。●イスラエルはガザ攻撃だけではなくレバノンにも侵攻しました。彼らがなぜそこまでするのかを考えました。●同じく長引くウクライナ侵攻。ロシアは様々な手段を使って継戦していますがかなり苦しい部分も生じています。そんな現状を見て見ました。

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●オリンピックが終了したフランスでは政権運営での首相選任に対して国民がデモで対抗しています。第一勢力の左派から首相を選任しなかったことに対する不満です。●ベラルーシで拘束された日本人に関する新しい情報がもたらされました。●現在問題になっているマイクロ・プラスティックが人間の脳にたまっているという研究成果がありました。脳重量の0.5%。どのような影響があるのかは不明とのこと。●ガザ情勢についてはポリオワクチンの接種の停戦がありながらイスラエルの攻撃がやまず多くの犠牲者が出ています。最近の攻撃では国連職員6名が命を落としました。出口のない状況です。●同じくウクライナについてもロシア領内への攻撃がなされていますがここにきてロシア側の反撃が始まりました。エスカレートするウクライナ情勢。これも出口が見えません。●今週行われたアメリカ大統領候補討論会。民主党大会後はハリス旋風が起こましたが具体的な政策を出さないためにトランプ氏に支持が戻ってきている中での討論会でした。事前に十分準備をしたハリス氏の攻勢にトランプ氏があらぬことを口走ったりしました。結果的にはハリス氏側の有利という感じで終了しました。11月5日の投票日に向けて郵便投票も始まっています。アメリカ社会のミソジニーという女性蔑視の考え、白人優先の考えをどう乗り越えられるか見ものです。

モゲ散歩

夏休み後の最初の散歩です。今日も真夏日という条件の中での散歩になりました。今回は久しぶりに多摩地域に行きました。京王線の北野駅から山田駅の間を歩きました。ここは鎌倉街道・川越街道が南北に通っている所になります。その要衝の地に片倉城・慈眼寺・八幡神社などが集中しています。特に片倉城は北条氏輝がここから小田原攻めを終えた武田信玄軍を討つために出陣した城になります。現在でも空堀などの遺構が残っています。城の最下段部には現在でも湧水が出ておりこの暑さのなかでも冷たい水でした。周囲のお寺も神社も立派な構えをしており、今でも多くの人に支えられているのだと思いました。最後に近くにある磯沼牧場を訪れ牛の飼育されている所を見学して併設のミルクショップでソフトクリームをいただきました。

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今年の夏も大変暑かったと思います。様々な出来事もあって全てを説明することが出来ないので、今回はいくつかに絞ってお話ししました。最初にミャンマーやドイツの状況についてお話ししたり兵庫県で見つかった新種の恐竜や真鍮泥で書かれた古文書の話をしました。●台風10号の発生の仕組みと地球温暖化についてを説明しました。日本の南側の太平洋の海水面温度が高くなっている事と偏西風が北に追いやられていることなどを説明しました。●日本のインテリジェンス問題としてベラルーシで拘束された日本人についてのことにふれ、日本の情報組織にどのようなものがあるのかを知っていただき、今回の問題がどのような影響をもたらすかを考えてみました。●11月に行われるアメリカ大統領選挙はハリス副大統領とトランプ元大統領の一騎打ちになるようですが、現在はその支持率は拮抗しています。日本ではハリス氏の有利を報道しているがアメリカ国内ではどうなるか分からず、実際の方針を打ち出しているトランプ元大統領の方が有利という状況もお話ししました。

モゲ散歩

梅雨が終わり急に暑くなってきました。その中で夏休み前の散歩です。今回は東海道の品川宿を散歩しました。品川は目黒川の河口に古代から発達した港町。30余りの寺院もある寺町でもあります。今日は八つ山橋から南に向かって散歩しました。江戸時代に江戸湾で捕獲された巨大な鯨の骨を埋めたという鯨塚、幕末の黒船対策のお台場の跡を巡りました。この辺りは江戸時代海岸線だったところですが、現在は遠くまで埋め立て地が広がっています。暑さに負けないように木陰で休みながら旧東海道を散歩しました。時折古い建物もありますが、商店街はほぼ新しい家が立ち並んでいました。最後に訪れたのは品川の地名にもつながる品川寺(ほんせんじ)へ。ここの入り口には江戸六地蔵の1つのお地蔵様の座像があります。境内に入ると左手に梵鐘があるのですが、幕末パリ万博に出品された後行方不明になり後にジュネーブの美術館に保管されていることが分かったものです。その後返還交渉を行い60年の年月をかけて品川寺に戻ってきたという物語があるものです。
皆さん暑い中ご苦労様でした。

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●国内政治を見ると、岸田内閣の支持率が低下しています。政治資金規正法改正案についての批判勢力の力が大きく影響していると言えるでしょう。また都知事選挙の結果を見ると従来の政党政治では測れない票の動きがみられました。SNSを駆使した選挙戦。若者の選挙に対する考えに変化が生じたのでしょうか。●国際政治を見回した時に大きなうねりのようなものが見えています。欧州議会の議長を務めるオルバン氏がウクライナ・ロシア・中国を訪問してウクライナ紛争を解決する橋渡しをしたいと言う一方で、欧州議会の右派勢力を集めて新会派を作って第3党の地位を築きました。政治力をどのように使うのでしょうか?●イランの大統領に穏健派のペゼシュキアン氏が当選しました。宗教指導者のハメネイ師の戦略がどういうものなのかを考えてみました。●トランプ元大統領の免責特権問題で連邦最高裁がトランプ氏に有利な判断をしました。トランプ氏が共和党の大統領候補になるのは確実ですし現状では大統領に当選する確率は高いです。それに対抗する民主党はどうするのか。バイデン氏で行くのかどうかについて考えてみました。

モゲ散歩

梅雨に入ったとはいえ連日真夏日。熱中症アラートの発令もありそうな中の散歩です。今日は北区防災館を訪問しました。能登半島地震から半年、地震の実体験や負傷者への対応などを起震車体験や煙が充満した中での避難体験、AEDの操作体験などを通じて学びました。
今回の上中里から王子には大蔵省印刷局があったり、渋沢栄一の家や渋沢栄一が信仰した神社などがあります。新紙幣発行で沸くそれらの場所もめぐりました。

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●3日に発行された新紙幣。デジタル円に移行することを考えると紙のお金はこれが最後なのでしょうか。●世界で選挙が行われています。イランでは改革派の候補がトップに立ちましたが決戦投票ではどうなるのでしょうか。イギリスの選挙では労働党が過半数を確保したので政権が変わります。フランスの議会選挙も国民連合がリードしていますがマクロン大統領の保守連合と左派連合が統一候補にすることで対抗しようとしています。●日本株が上昇していますがその原因と今後の見通しについて考えてみました。●旧優生保護法についての最高裁の判断が出ましたが、非人道的な処置はその後も行われてる実情について触れました。●日米地位協定と沖縄の婦女暴行事件について、日本政府の対応と今後について考えました。●能登半島地震から半年。遅々として進まない復興の状況を考えました。高齢化した地方都市の復興問題はそう簡単に解決できるものではなさそうです。●H3型ロケットの打ち上げが成功して宇宙ビジネスに参加できるかが問題になっています。同時に宇宙デブリの問題にも目を向けました。●ロシアのウクライナ侵攻についてその和平に向けた姿勢、戦争の方法、徴兵の方法などの問題点を考えてみました。

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今週は世界で様々なことがありました。●イランの大統領選挙の投票が行われます。急進派の候補と穏健派の候補、いずれが大統領になるのか。それによって世界情勢も変わることになるとは思います。●アメリカで大統領選挙の2人の候補者の討論会がありました。トランプ氏の圧倒的な言動力はバイデン氏を上回ったと感じるものです。ただファクトチェックではトランプ氏の不正確な内容や思い込みが80%に達すると出ていたのですが、内容よりもパワーで押し切ったという感じです。これでアメリカの分断はさらに深まることになるのでしょうか。●円安が進んでいます。物価はその影響でどんどん上昇するばかり。なぜそうなったかを考えてみました。●アフリカのジンバブエ、マダガスカル、ナイジェリアについての番組を取上げて考えてみました。児童労働や女性差別の問題、本当は豊かな国なのに一部に富が独占されていることから原油を抜き取るゲリラが横行する状況などをみて、世界が前を向いてしっかり進んでいかなければならないと実感したのです。●安部派の金庫番の裁判の途中経過を見ながら、政倫審での発言との違いを見てみました。政治家が誰のために仕事をしているのか、しっかりと考えていく必要があります。

モゲ散歩

梅雨入りが発表されてからの散歩の日ですが、雨は大丈夫のようでかえって暑くなってしまいました。今日は王子の駅からスタートです。飛鳥山公園は7月から登場する新紙幣の渋沢栄一のこともあって多くの人が出ていました。近くには重要文化財の醸造研究所の建物があります。そこには公園もあって気持ちの良いところでした。このあたりには中国式の楼門のある正受院、近藤勇の菩提寺の寿徳院という寺があります。共に大きくはありませんが存在感のあるお寺でした。また近くには古墳も散在しているようで、その古墳の上に作られた神社なども見ものでした。王子には戦前陸軍基地(現在は陸上自衛隊)があり、それに関連する遺構も見られました。最後に近藤勇が斬首された板橋宿の供養塔を見学して今日の散歩は終わりました。

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昨日は「世界難民の日」でした。ほぼ日本の人口と同じ数の難民が存在し、紛争の拡大でさらに増加している状況を知ってもらいました。●都知事選挙が公示されました。56人もの立候補者がいる。この人たちすべてが都知事として仕事をしたいと考えて立候補したのだろうか? 政治に関心を持ってほしいという党首がいましたが本当でしょうか?我々がしっかり考えて投票行動をしないとダメだと思いました。●ガザ情勢は先が見えません。UNICEFは子どもの戦争と位置付けました。死者の40%以上が子どもであること。重度栄養失調や手足に障害者のある子どもの数が異常に多い中、戦後の復興を見据えるためにも早く戦争を終わらせて欲しいものです。●ウクライナ情勢を考えながらロシアの外交姿勢をチェックしてみました。ロシアが考えていることを誰が受け入れられるのか? 武器を得るために北朝鮮に行ってにこやかに会談する様に心が痛みます。

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●新型コロナウイルスの新変異種が広がり始め、感染者が増加傾向にあります。それ以上に劇症型溶連菌による感染者の増加が心配です。●アメリカの宇宙ロケットが2種類相次いで打ち上げられました。アメリカはアルテミス計画実行に大きな手ごたえを得たようです。●ガザ情勢は緊迫の度を上げています。和平案を提案した国連安保理と支持を謳ったG7、しかし双方の主張がなかなか埋まらない中で一刻も早く平和になることを願うばかりです。●入管法改正案が施行されました。推定無罪という基本的な考えが難民に生かされていないという事を例を挙げながら説明させていただきました。日本の難民認定数の少なさは他国と比較できないほど低いのは何故なのでしょうか。●EU議会選挙で極右勢力が議席を伸ばしています。これがウクライナ情勢にどう影響するのか?プーチン大統領が進めるBRICSの枠組みとの対比をしながら考えてみました。

モゲ散歩

今日の散歩は高円寺界隈です。駅の近くには高円寺の名の由来になった高円寺があります。すぐ近くの神社は日本で唯一の気象神社があります。祭神は八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)。天岩戸を開けることに貢献した人です。南に歩くと緑道がありますが昔桃園川が流れていた所で橋の跡が見られます。この一帯は高円寺寺町と呼ばれて多くの寺院があります。多くは江戸市内にあったものですが明治以降にここに移ってきたということです。真盛寺という立派なお寺があるのですが三井家の菩提寺になっています。この界隈で最大級のお寺が妙法寺。17世紀にはこの地に開山したといわれる古刹です。最後に訪れた慶安寺には「解体新書」を訳した前野良沢のお墓がありました。

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●EU議会選挙が始まりました。極右政党の進出が言われています。これによってウクライナ政策にも影響が出ることもあるでしょう。●そのウクライナでロシア領内への攻撃が容認されました。ロシアの戦術核の使用が心配されています。民主国家と専制国家の違いがもたらす現状を考えました。●メキシコで大統領選挙があり初の女性大統領の登場ですが治安の悪化が進む国内情勢をどう是正できるかがポイントです。●ガザ情勢で停戦交渉が始まるかがポイントです。今でも続くイスラエルの攻撃で多くの一般市民が傷つく中、一歩前進を願うばかりです。●巨大な選挙戦が行われたインドの総選挙が開票されモディー氏の率いる人民党が過半数を取れませんでした。今後のインドの情勢はどのように変化するのでしょうか。●日本の特殊出生率が8年連続低下し1.20となりました。東京都に限っては0.99と1を下回ってしまいました。子育て支援の法律がこれらの歯止めになるのでしょうか。●マイナンバーカードとデジタル社会について考えました。良い部分もある一方で不安を感じる部分もあります。制度設計がしっかりできる前にスタートしてしまった感が否めません。

モゲ散歩

風薫る5月。しかし暑さはかなりのものでした。今回は山手線の駒込からスタートです。柳沢吉保が5年をかけて作った回遊式庭園が現在六義園として公開されています。季節の花も咲いておりゆっくり回ることが出来ました。江戸時代に盛んだった富士講。その対象となる富士塚は都内に幾つも残っていますが、そのうちの1つ駒込富士神社を見学しました。溶岩を積み上げた小高い丘が富士塚でした。その後に訪れたのは吉祥寺というお寺。武蔵野にある吉祥寺はこのお寺の門前に住んでいた人が大挙して移動して切り開いた街です。広大なお寺の中には歴史的に有名な方のお墓もあります。近くには八百屋お七に関するお地蔵様もあります。

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●新型コロナが5類になって1年、マスクをする人が少なくなっている中、昨年の12月から2月にかけての死亡者が現在までので3番目に多い約1.3万人を記録したことが分かりました。治療費の個人負担が原因とみられます。●日本人女性2人がカナダで難民申請を認められたというニュースがありました。LGBTQの社会認識・法制化の遅れを指摘されていました。●シンガポール航空の旅客機が晴天乱気流に巻き込まれて多くの死傷者が出ました。探知しにくい乱気流の害を無くすための努力がなされています。●イランのライシ大統領が航空機事故で亡くなりました。イランの今後はどうなるのか?保守強硬派の大統領が選任されるのか注目です。●皇位継承問題が動き始めました。天皇は男系男子という皇室典範の改正になるのか?女性天皇の誕生があるのかが注目されます。●ロシアで5期目を迎えたプーチン氏。彼の自信はどこにあるのか?組閣の内容を見ながら考えました。

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世界では本当に様々なことが起こっています。ニューカレドニアでの暴動。気候変動の影響か干ばつや大洪水が発生しています。その為に農産物の価格が急速に上昇しています。単年度のみの問題ではなく、これからも同じようなことが数多くおこるものと思います。私たちの生活の中ではオレンジジュースが手に入らなくなったり、コーヒーやオリーブ油、牛肉、鶏肉などの価格も上昇し、消費者物価に影響し経済の低迷につながっています。プーチン大統領の訪中で世界がどう変化していくか。アメリカの大統領選挙で分断が広がっている。毎回溜息をつくような話題ばかりです。明るく笑顔になるような話題がたくさん出てくることを願っています。

モゲ散歩

太陽が輝く良い気候の時期の散歩になるはずなのですが、急に気温が上がり夏日となってしまう中での散歩になりました。今回は京王線の笹塚駅から北に向けて歩きました。この辺りは雑色村と呼ばれていた所で多田源氏にまつわる所でもあります。この村の鎮守様が源満仲を祀る多田神社です。その先には丸ノ内線の車庫、立正佼成会の本部、救世軍の病院などがあります。街歩きの最中に現れるそういったものを見ながらの散歩は知的好奇心に良い刺激となる事でしょう。

モゲ散歩

連休が終わり初夏の季節になってきました。今回は西武新宿線の新井薬師駅から東中野にかけて散歩をしました。武蔵野台地の起伏のある所にあるバッケ坂。坂の上には御霊神社があります。ここから南側にはたくさんの寺院が集まっています。普通の住宅街のようなところを歩いていくと突然現れる大きな山門。中野寺町です。江戸市中からいろいろな事情で移転してきた寺院が多いのですが、中には吉良上野介の墓や新井白石の墓を擁する寺もあります。家康と秀頼の確執を生んだ方広寺の鐘にかかわる人物も眠っているお寺もありました。歴史をこんな寺巡りで知る事が出来るのも散歩の良いところです。

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●国際連合の実力低下が否めない現状があります。安保理の専門家パネルの活動が4月30日をもって終了しました。北朝鮮の核問題などを監視するために作られたものですがロシアの拒否権で継続できなくなってしまいました。またAIを使った兵器開発についてもグテーレス氏は禁止する方向を示していますが、米中ロは反対しています。こういった世界平和を進めていこうとする流れを止めてしまう国際連合の動きを何とかしなければと考えます。その中で国連軍縮部門トップ・中満泉事務次長を紹介したNHKクローズアップ現代の紹介をしました。●国境なき記者団が認定する各国のジャーナリズムの自由度のランクが発表されました。順位は昨年より2ランク下がって70位という結果でした。報道に政治や企業が介入してくる、そんな状況をなんとかクリアしなければなりません。●政治資金規正法改正案が審議されようとしていますが、国会議員の身を切る改革がどこまでできるのかを注視していかねばなりません。●ガザ侵攻の休戦協定はうまくいきませんでした。なぜイスラエルはこうまで強硬なのかを考えて見ました。時間切れで次回にもまた話は続きます。

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今回は中国を中心に展開することにしました。3月上旬にあった全人代の結果経済成長率を5%前後とした中国経済ですがこれを確実にするためにはどのようなことを行おうとしているのか? 一帯一路政策を推進するにあたってモルディブやソロモン諸島で行われた総選挙の結果が問題になります。親中国を標榜する2つの国の結果が対照的になりました。インド寄りから親中国に転換したモルディブの与党が勝利したのと対照的に台湾と断交した現政権が敗れたソロモン諸島。中国の対外政策はどうなるのでしょうか?●トランプ氏の裁判が始まりました。陪審員も選任されましたが裁判所の外で焼身自殺者が出るスタートでした。最初に証言台に立った証人はトランプ氏にマイナスになるようなことは握りつぶしたと証言しました。また最高裁で大統領の免責特権についても話し合いがありましたが、民主主義を守るためにぎりぎりのせめぎあいがなされているようです。そんな中トランプ氏のもとを訪ねた麻生氏の動向も大きなポイントになります。

モゲ散歩

今回の散歩は大江戸線の中井駅からです。この近くに林芙美子の家を展示館にした林芙美子資料館があります。そこを見学してから一度訪れたことがある東長谷寺薬王院(ぼたん寺)へ。ちょうどぼたんの花の盛りで、花に癒されました。そこからおとめ山公園へ。滾々と湧き出る清水を見学しました。近くにある中村彝資料館へ。大正建築のアトリエを見学しました。急に暑くなったのですが、湿度が低めだったので楽しく散歩が出来ました。

世界を知る

先週からの一週間で世界は動きました。イランがイスラエルに対して初の直接攻撃を行いました。そして今日その報復としてイスラエルがイランを攻撃しました。とめどなく続く戦闘状況はウクライナの悲惨さを止めることのできない国際社会の歪と考えます。●SNSが便利に使われるなか巧妙な手口で詐欺行為が行われています。さも本人が開催しているように思わせて多額の詐欺を働く。便利になったしっぺ返しなのでしょうか?●死刑制度に一石を投げる裁判がありました。死刑囚の方が死刑当日に死刑が宣告されるのは憲法31条に違反しているというもの。結果は敗訴でしたが、死刑制度を考え直す機会になりました。●大統領経験者が初めて刑事裁判の法廷に立つという裁判が始まりました。アメリカの分断を示すものとして、今後の経過が注目されます。●なかなか終結が見えないガザ情勢。パレスチナの人が住む場所によって自由度が違うことに着目しながら、パレスチナ国家の建設の難しさを考えました。

モゲ散歩

今年度最初の講座です。校内での講義になりました。最初に能登半島地震についての現地報告を行いました。今週の始めに能登半島を訪れた方からの情報提供を基に行いました。今日で地震発生から104日。地震や津波の被害状況と遅々として進まない復興について考えました。その後地名についてというテーマで話をしました。江戸時代三叉路は異界との境界であり、その場に悪霊を封じ込めるために庚申塔やその他の仏像を建立したという話から、庚申塔・庚申講・庚申待の話をしました。そして明治になり地名の大合併が行われた話。そこで生まれたクイズのような地名の話などをしました。その後受講生の方のミニコンサートを行い親睦を深めた回になりました。来週からは外に出ます。

世界を知る

今期最初の講座です。訪米中の岸田総理。満面の笑顔の写真が印象的ですが国内の経済状況は十分ではない中、どうかじ取りをするのでしょうか。トランプ氏は今後どのような変化が生まれるのでしょうか?世界の政治を見ていくとポピュリズム的な動きが加速しています。本来の国・国民のために何を行うべきなのかではなく、個人攻撃で合ったりすることがあまりに多いように思いました。●能登半島地震から100日が経とうとしていますが復興の兆しはなかなか見えてこないのが現状です。今週初めに現地を訪れた卒業生の報告をしました。そのことを考えながら台湾地震の避難所の対応の早さに驚きました。●韓国と日本の少子化の問題はかなり深刻なものがあります。先進国全体にも言える事ではありますがバランスのとれた人口構成にするためには意識改革と政治が密接に連携することが大切なのでしょう。

西洋美術史の旅

ゴッホ「星月夜」

一年間ファン・ゴッホを取り上げ、皆さんのおかげもあって、ほんとうにたくさんの絵をみることができました。ゴッホの絵の何が私たちを惹きつけるのか、年度を跨いでのテーマになっていきます。ゴッホは拳銃でみずからの腹を撃ちぬいて自殺したとされています。敬虔なキリスト教徒であり、かつては聖職者を志したゴッホが、精神的な発作に苦しんでいたとはいえ、自殺を図ったとは、どうしても私には思えないのですが…。4月からの2024年度は、ゴッホが亡くなった19世紀末以降の西洋絵画をみてまいります。楽しみですね。

(隔週火曜午後「西洋美術史の旅」)

世界を知る

2023年度最後の講座になりました。この一年本当に様々なことがありました。3年目に入ったウクライナ紛争の問題、パレスチナでも多くの人が犠牲になり人口の1/4が飢餓状態になっている問題、アメリカとロシアの大統領選挙の問題など、本当に様々な問題が起きています。日本にいてどうすれば良いか考えても、打開策を見つけることは出来ません。その状況を多くの人たちに発信することによって、考えてもらい自分のできる行動を起こしてもらうしかないのです。日本の政治家の人たちも国民目線で行動してもらいたいと考えます。
たまたま今日は国際女性デーでした。OECD29か国の中で女性の働きやすさの順位は27番目という発表がありました。SDGsの中にもジェンダー問題がありますが、正面からしっかりと取り組んでもらいたいものです。 
また来年度はいろいろな問題を取り上げながら世界情勢を読み解きたいと考えています。一年間ありがとうございました。

モゲ散歩

今日が今期最後のモゲ散歩です。地下鉄千代田線の根津駅で集合しました。この近くの東京大学構内には弥生土器の発掘されたところがあり、弥生町にある事から弥生時代という名になりました。この近辺には多くの文豪が居住していた所でもあります。また戦災で焼け残った建物も多く残っています。根津教会もその一つ。そんな建物を見ながら根津神社へ。緑に囲まれた境内でゆっくりして、近くの大名邸宅の跡に作られた公園などを巡りました。今回は時間の関係で入館できなかった森鴎外資料館もあります。また飴細工のお店もありましたが残念ながらお休みでした。

モゲ散歩

急に春を通り越して初夏のような陽気になったり寒くなったり、本当に目まぐるしい毎日です。今回は西武新宿線の沼袋からスタートしました。近くにある氷川神社に行きました。太田道灌が豊島氏と戦った時に陣を敷いたと言われる場所です。ここから神田川に沿って歩き旧中野刑務所跡へ。大正14年に思想犯を多く収監するために作られた豊玉監獄が全身です。戦後中野刑務所になり1983年に閉鎖。現在は正門だけが残されています。その後新井薬師へ。本尊は空海作の薬師如来と如意輪観音です。ここから早稲田通りにでると多くの寺院が並んでいます。最後に江戸時代お犬屋敷があった跡を訪れました。

世界を知る

円安が進んでいる一方で日経平均が上昇しています。決して日本の景気が良いわけではなくアメリカの景気に引っ張られていることと、外国の投資家による日本株の購入が日経平均の上昇理由です。岸田首相のベースアップ推進があっても実質賃金が増えない中、GDPでドイツに抜かれて第4位になったというのも致し方のない事なのでしょうか。●地球温暖化の傾向を北海道を例にとってお話ししました。●自民党を巡る問題は官房機密費にも広がり政治倫理審査会の開催が叫ばれています。支持率20%切りとなった岸田政権。今後の展開はどうなるのでしょうか?●トランプ氏の発言が様々な所に影響を与えています。バイデン氏と共に高齢の2人。どちらが大統領になるにしてもどうなるのでしょうか?●プーチン大統領が再選されると思われる3月の大統領選挙。今のロシアの状況をウクライナ情勢、北朝鮮問題を絡めながら考えて見ました。また80歳を超えるまで大統領を続けたときに後継者はどうなるのか?今ささやかれている世襲制は?ということも考えました。

西洋美術史の旅

ゴッホ「オーウェルの教会」

37年の人生の最後の10週間をオーヴェール=シュル=オワーズで過ごしたゴッホ。その短い期間に100点ほどの作品を手掛けたのですが、そのうちの一枚がこれです。何よりもまず空の青さに目を奪われますが、その空も、教会も、道も、うねりにうねっていますね。ここで描いたもののすべてがそうなのですが、壊れていく自分を何とか保ちながら懸命に絵に向かっている様子が伝わってきて、私の心を揺さぶります。いい絵というより、すごい絵であり、何度みても、まいってしまいます。

(隔週火曜午後「西洋美術史の旅」)

モゲ散歩

雪の影響もなくなり暖かさを感じながらの散歩になりました。今回は神田川沿いに残る江戸時代から続く繊維産業の中で「湯のし」をおやりになっている加工所に伺いその工程や苦労話や将来の展望についてお話していただきました。今でもたくさん残っている江戸時代からの伝統産業。その一部に触れることが出来ました。その後は薬王院というお寺に行きました。牡丹で有名なお寺で、牡丹の苗を奈良の長谷寺から譲り受けたことから東長谷寺とも呼ばれています。都会にいながら緑の多い環境に癒されました。

世界を知る

新型コロナの感染者が第10波に入ったのか?気を付けなければなりません。●日本でギネスに登録される「来場者数の多さ」で取り上げられているチームラボのデジタル美術館が今日開館します。それについての案内をしました。●連続爆破事件の指名手配を受けていた桐嶋聡が逮捕されました。ガンで死期を悟っての事であったそうですが半世紀逃げ回ってた犯人がどのような事をしてきたのかを振り返りました。●福島原子力発電所での汚染水漏出事故、能登半島地震での志賀原子力発電所のモニタリングポストの喪失。今原子力に回帰しようとしている中で実際に運転できる作業員が少なくなっている現状を考えました。●現在進行中のアメリカ大統領選挙についてトランプ氏の発言力の強さと裁判の行方、今後の展望を考えました。●能登半島地震について分かってきたことと避難所について考えました。

モゲ散歩

今回は前回と同じ大江戸線の落合南長崎駅からスタートします。中井出世不動に安置されているお不動様は非公開ですが都内唯一といわれる円空仏。近くの自性院には、これも非公開の猫地蔵があります。太田道灌が道に迷った時に救ってくれたという猫を祀ったものだと言います。その戦いがあった江古田沼袋古戦場跡が近くにあります。源義家ゆかりの御霊神社、戦争遺跡になっている野方給水塔を見て回りました。途中に鉄道模型のKATOのお店があり、巨大なレイアウトで走る模型の列車を見て子どもの頃を思い出しました。今日のメインは哲学堂公園です。東洋大学を創立した哲学者井上円了が精神修養の場として作った哲学堂。哲学の世界を視覚的に表現したというものです。中国様式のお堂などいろいろ珍しいものが見られました。その後、中野区立歴史民俗博物館を見学して、最後に明治時代に尼僧が建てた百観音明治寺を見て今日の散歩は終わりました。

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●新型コロナの新しい変異種jn1型が流行し始め感染者が増加しているという事が話題になりました。●三重県の松坂市で救急車の利用が急増し、その対策として軽症の人の場合は料金を徴収するという事が話題になりました。救急でないにもかかわらず119番する人が多いのが理由とのこと。●能登半島地震から4週間が経ちながら遅々として復興が進まない上下水道の復興について考えました。身近にある水道が持っている問題点は何かを示しました。●日本の月探査船SLIMがピンポイントで着陸をした話題。SORAQというバンダイが開発した小型ロボットの活躍が興味深かったです。●自民党の政治刷新本部が中間報告を出しました。様々な項目が示されていますが、30年前の政治改革大綱でも同様の事が決められました。今回の本気度は? 派閥と政策集団の違いなども含めて国民が納得する方向性を示すことが出来るでしょうか。

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この一週間も様々なことがありました。どれを取り上げようか考えながらいるのですが、用意したアメリカ大統領予備選挙についてまで進むことが出来ませんでした。●新型コロナウイルスの新変種jn.1の感染が拡大し始め愛知県では10波に入ったと宣言されました。●台湾の総統選挙が行われ民進党の頼氏が当選しましたが前途多難を感じさせる結果となりました。●中国の人口が減少傾向に。インドが1位。日本も高齢社会を突き進んでいますが中国も1.7億人の高齢者を抱え今後の経済がどうなるのか。●航空機関連の事故が続いています。●ダイハツの認証不正事件が最悪の方向に。●ユニクロの模造品問題。●改正少年法で初の死刑判決。●イランを巡る動きをいくつかの面から考えて見ました。●自民党のパーティー券問題で安部派幹部の立件見送りのニュースから自民刷新本部がどのような方針を出すのか、過去の政治改革大綱と比較しながら考えました。●能登半島地震の災害の大きさはひどいものだと思います。未だに復旧が遅れる水道に関連したトイレ問題を考えました。

モゲ散歩

2024年最初の散歩です。今回は大江戸線落合南長崎の駅からスタートです。近くには日本のマンガ界をけん引した手塚治虫氏らが住んでいたトキワ荘があります。このあたり一帯がトキワ荘関連の見どころがあるのですがその中心がトキワ荘マンガミュージアムです。ここを見学して商店街のあちこちにある見どころを見て回りました。
新宿区ではこの地で活躍した画家の家をそのままミュージアムにしている所があるのですが、今回は洋画家の佐伯祐三アトリエ記念館に伺いました。大正時代に建てられた当時の家を保存してあります。ここでキャンバスに向かって絵筆をふるっていたと思いながら時間を過ごしました

世界を知る

2024年最初の講座です。元旦早々日本は大きな災害に見舞われました。2020年から群発地震が起きていた能登半島でM7.6、震度7という大地震が発生し10日以上経つのに未だ孤立集落が存在し、ライフラインの復旧の見通しもたっていません。この地震のメカニズムと能登半島北部の地盤隆起についてお話ししました。関東大震災の時に東京湾で見られた地盤隆起に似ていました。2日には日航機と海上保安庁機が羽田空港で接触事故を起こしました。海保機の乗員5名が命を落としましたが、日航機は全員避難できたという奇跡的な出来事でした。世界有数の混雑した空港で起きた事故の状況を管制側から考えて見ました。その他国内・国際情勢で気になる事を何点かお話ししました。

モゲ散歩

急に寒くなってきました。明日はクリスマスイブ。そんな時の散歩です。今日は茗荷谷近辺を歩きました。最初に震災後に作られた音羽御殿と呼ばれる鳩山家邸宅に行きました。現在は邸内を公開しています。庭園のバラが有名です。そしてこの近くにある鼠坂を歩きました。森鴎外の「鼠坂」という小説の舞台となった急坂です。さらに進むと縄で縛られたお地蔵さんがあったり、宝井馬琴のお墓があったりします。南に下ると切支丹屋敷跡があります。2014年の発掘調査でイタリア人宣教師シドッチの遺骸と思われる骨が発掘された所でもあります。最後に徳川慶喜邸跡を見学しました。

世界を知る

2023年最後の講座になりました。急に寒くなったので、その原因についての話から入りました。●急に話題になっている青少年の薬物依存。市販薬のオーバードーズで救急搬送されるケースが増えている。その原因にSNSの発達と生き辛さがある。●イエメンのフーシ派による攻撃を避けて紅海ルートの変更による経済への影響。●アルツハイマー治療薬の保険適応。●ダイハツの不正問題がもたらす影響について考えるとともにダイハツの歴史を知る。●郵便料金値上げについて。●辺野古埋め立てに関する代執行で裁判所が国の主張を認める判決。国政と地方自治について考える。●ガザ情勢で、イスラエルの人質射殺と世論の反応について。ガザの窮状はどうなっているのか。●アメリカの大統領選挙について、コロラド州の裁判でトランプ氏の予備選立候補を認めない判決が。共和党、民主党それぞれの現状と選挙の行方を考える。という盛りだくさんの内容でした。

西洋美術史の旅

ゴッホ「アイリス」

新宿の美術館で開催している「ゴッホと静物画展」、講座のみなさんと行くことになり、先月末に行ってまいりました。いつもより混雑していたのは、この絵がパンフレットに使用され、「見たい!」と思った人がたくさんいたから(だと思います)。よかったですね、やっぱり見に行くべき展覧会でした(来年1月までやっています)。このような展覧会訪問の企画もあります。今年の講座は終了しましたが、絵が好きな方はぜひご一緒しませんか?それではみなさん、よいお年を(隔週火曜午後「西洋美術史の旅」)。

世界を知る

師走も半ばになってしまいました。この一週間は裏金問題で新聞・テレビでは持ちきりでした。そんな中で中国の尖閣諸島での軍事行動ありという発言。プーチン大統領の対年の大統領選挙出馬表明。ガザ情勢。新国立競技場の使い勝手の悪さとオリンピック施設の赤字問題。マイナンバーカード問題。新紙幣発行問題。自民党の裏金疑惑。アメリカを分断する大統領と元大統領の訴訟問題。COP28問題などを取り上げました。そしてプーチン大統領の世渡りの巧みさをイスラエルのガザ侵攻と絡めて話題にしました。国際連合の無力さも感じるこの問題はいつになったら終わるのでしょうか。残念なことですがプーチン大統領もネタニヤフ首相も自らの目標が達成するまでは侵攻を続けることでしょう。

モゲ散歩

今日は12月というのに暖かい一日でした。ポカポカ陽気の中の散歩になりました。今回は春日駅からスタートです。近くにある「こんにゃくえんま」がある源覚寺から開始です。右目を失った閻魔像と眼病を患った老婆の話や歯痛に霊験あらたかという塩地蔵などを見学しました。そこから伝通院に向かいます。澤蔵司稲荷のある慈眼院。江戸城の守り神の稲荷の伝説を伝える稲荷社で奥には霊窟もあって都内ではあまり見ない所でした。伝通院は家康の母於大の方や千姫の墓がある広大な墓苑で、そこにある徳川家の幼くして亡くなった子どもたちの多さに驚きました。「陽だまりの樹」の舞台になった三百坂を下って小石川植物園へ。広大は園内をゆっくり見て回りましたが、温室でちょうどショクダイオオコンニャクの花が咲き始めたということで来園者がたくさんいました。見学に90分待ちというので、温室の入り口にある花を遠望しました。色々な出会いのあった散歩でした。

世界を知る

函館の海岸に大量のイワシが打ち上げられたというニュースは環境の変化を考えさせられるものでした。香港の民主化で有名になった周庭さんがカナダに亡命したというニュースにも驚きました。毎日世界で様々な事件が起きたいることを追っていくのは面白いですね。今日の話題は●COP28で日本がまた化石賞を取ったことを取り上げました。アンモニア混焼の火力発電を行ってCO2削減に貢献するという主張に疑問符を投げかけられました。●ウクライナ情勢が長引いています。各国の援助も今後どうなるのか? ウクライナ国内で起きていることも含めて考えて見ました。●戦闘開始から2か月が経つガザ情勢。死者が15000人を超えてしまいました。7日間の休戦で良い方向へ向かうかと思ったのですが、この紛争はいつまで続くのでしょうか?

世界を知る

ガザの一時休戦が行われていますが、今日の2時に最終期限が来てしまいそうです。この話が今日の講座でできなかったことが残念です。●新型コロナの新しい変異株がアメリカで増え始めているという話。ピロラと呼ばれる株で既存のワクチンが有効かどうかが話題になりました。●ここのところで新聞で話題になった件をいくつか取り上げました。オスプレイの事故の事や核禁止条約会議、アルゼンチンの大統領のことなど話題にしました。●政治資金問題が話題になっています。リクルート事件を機に政治資金規正が行われるようになり、税気を使っての政党交付金制度を作りました。しかし政治家が行うパーティーの収入などで収入を記載しないという事が起こってっしまったのが今回の話題です。政治家が自分たちを統率する法律を作ったのに抜け道があったのはどうなのでしょうか。●関西万博も話題になっています。昨日から入場券が販売されるようになりましたが、万博で何が見られるかというインフォメーションが無いのはどうしてなのか?皆さんは先進技術のショールーム的なものを想像していると思います。でもいのちに関わる3つのテーマにSDGsの目標を絡めた発表だという事を多くの人が知らないのが現実だと考えます。さらに膨大な建設費問題や万博後の跡地利用なども大きな問題を持っていそうです。

モゲ散歩

急に真冬の寒さになっての散歩は体にこたえます。今日は神楽坂から北に向かう経路で散歩しました。神楽坂は近くの神社の神楽が聞こえてきたからついた名前とか。現在は様々なお店が出店していてたくさんの老若男女が訪れています。ここには戦国時代牛込城と御殿山城の2つの城がありました。御殿山城は太田道灌の江戸城の別邸であったと言われています。今は何の遺構もありません。神楽坂の中央にある善国寺、毘沙門様でも有名なお寺です。北上した所に清隆寺があります。ここは加藤清正を神として祀るお寺です。近くの赤城神社とともに高台にひっそりとたたずむお寺でした。神田川を渡って本法寺。夏目漱石のお墓はありませんが夏目家の菩提寺となっています。少し歩くと今宮神社と鳩山会館に行くのですが、残念ながら時間が無くなってしまい次々回に再度挑戦することにしました。

世界を知る

急に冬になってしまったような気候に戸惑います。新型コロナの感染は終息に向かうのでしょうか?そんな中での今回の講座内容です。●ここにきて急に話題に出てきた大麻グミの事を取り上げて見ました。ネットで商品を検索するとCBDやCBNといった麻由来の成分を含んだ製品が出てきます。麻薬取締法対象外の成分ですが、気分の落ち込んだ時などに使用してくださいと書かれていました。情報が入りやすい若者には身近な物かもしれませんが、子どもも好むグミという形の提供を恐ろしく感じました。●イスラエルのガザ侵攻が止まりません。シファ病院も標的になり戦車を先頭に多くの兵士が侵入したようです。ジュネーブ条約で病院は攻撃対象にしないとなっている中で、国際世論の批判を受けながらも頑なに攻撃を継続するイスラエル。出口の見えない状況について考えました。●米中首脳会議が開かれました。世界の中心にいたはずのアメリカの地盤沈下。ここで中国と交渉することでお互いに利を得たいという状況だったと考えます。国際社会の軋みを何とか止めて欲しいものです。

モゲ散歩

今までの夏のような気温が急に低下して、過ごしやすい気候になり散歩日和になりました。今回は前回の印刷博物館から再スタートです。凸版が開設した博物館は日本だけでなく海外の印刷の歴史も分かるような展示になっていてかなり見ごたえがあります。現在はワープロで簡単作れる文章を、活字を1個ずつ拾って文章を仕上げていく。社名の凸版印刷の味のある印刷はやはり良いものだと思いました。すぐ近くに同人社跡があります。明治になって英語教育に力を入れた私塾の跡。慶應義塾、攻玉社と並ぶ三大義塾の一つでした。最後に小石川後楽園に行きました。東京ドームが見え遊園地の嬌声が聞こえる中で静かな庭園は別世界でした。徳川光圀が完成させた庭園です。建物の多くは戦災で焼け落ちてしまったのが残念です。中国的な石橋や復元された門などもあり、神田上水を引き込んだ琵琶湖を模した池の周りには紅葉した木々を見ることが出来ました。

世界を知る

●新型コロナの感染は下火になってきましたが、それに反してインフルエンザの流行が問題になっています。流行の拡大が異常に早く、警報を出す自治体も増えています。特に20歳未満の感染者が増えているのが特徴でしょう。●AI(人工知能)の普及が問題になっています。ビートルズの新曲が発表され話題なりましたが、これもAIが大きな力を発揮した結果です。AIの利用に関しては我々がしっかりしたリテラシーを持って臨まなくてはならないことを痛感します。武器にも応用されているAIは、戦いの方法も大きく変えることになるのです。●侵攻が始まって1か月を超えたイスラエルとガザの問題。イスラエルとハマスのそれぞれの主張を確認しながら出口がどうなるのかを考えました。日ごとに増える死者、中でも子どもの死者が昨年一年の世界の紛争で亡くなった子どもの数を上回っています。悲惨な状況をどう抑えることが出来るのか? 私たちが出来ることはあるのでしょうか。

モゲ散歩

後期最初の散歩です。今回は水道橋駅からスタートです。賑やかな後楽園球場、韓国のグループのライブがあるようで多くの人が溢れていました。まずは野球殿堂博物館に。往年のスターから現在までの歴史を見ることが出来ました。WBCの優勝トロフィー圧巻でした。そこから砲兵工廠跡に進みその記念碑の近くにある東京都戦没者慰霊苑を訪問。資料館で戦場から送られた手紙などを見学しました。ここは武蔵野台地の縁に当たる所。1184年源頼朝がこの地を訪れた時に天神様のお告げを受け幕府を開くことが出来ったというきっかけを作った牛天神に行きました。今は海岸は遥か彼方ですがこの神社の下が海辺だったとは。その後凸版印刷の博物館に行きましたが時間切れで次回はここからスタートすることにしました。

西洋美術史の旅

ゴッホ「花咲くアーモンドの木の枝」

前回の研究所ニュースは夏休みに入る前でしたね。講座は9月、10月とやっていたのですが、月日が経つのはほんと早いものです。現在、新宿の美術館でゴッホの展覧会をやっています。今回は講座の皆さんと出かける予定は立てていませんが、そのようなギャラリー訪問も行っています。さて、この絵です。ゴッホの作品にしては「穏やかさ」と「やさしさ」に溢れているように思いませんか? それもそのはずで、弟テオに息子が誕生して(フィンセントというゴッホと同じ名前がつけられました)、それを祝福して描かれたものなのです。精神的な発作に苦しみ不幸な晩年だったとされるゴッホですが、こんな絵も残しているのですね。

(隔週火曜午後「西洋美術史の旅」)

世界を知る

イスラエル・ガザ情勢が緊迫化する中でいろいろと考えなければいけないと思うことがあります。●中国で相次ぐ重要閣僚の退場。習近平国家主席の思う指導体制が垣間見えたように思います。●アメリカの下院議長が3週間ぶりに決まりましたがアメリカ社会の分断を予感する人事。今後どうなるでしょうか。●補欠選挙が行われましたが、結果から見えるものは混とんとしたものばかり。日本の選挙制度も見直してみました。●首相の所信表明演説を聞いて、日本の未来はこういう夢のある社会になるのだと思えることが出来たでしょうか。●イスラエル・ガザ情勢の新しい情報を加えながら国連の力のなさを感じ、紛争の持つ悲惨さを改めて実感しました。

モゲ散歩

後期最初の講座です。今回は少し歴史を掘り返してみました。私たちが勉強してきた歴史は新たな発見を受けてどんどん変化しています。でも、その中でスルーされているのは日本語という言語がどこから来たのだろうかという素朴な疑問。縄文時代の人はどんな言葉を使っていたのだろうか? そこに現れた稲作をもたらした弥生人。同じ言葉を話したわけではないはず。さてどうやって会話したのだろうか? 日本語はウラル・アルタイ語族に属すると言われているが単語に共通するものがない不思議な言語である。そのルーツはどこにあるか? そんなことを考えて見ました。当然結論は出なかったのですが、面白い内容になったかな?

世界を知る

後期最初の授業です。これまでの間に多くの事が起きていました。今回はその中で取り上げたのは。●外環自動車道建設現場の崩落問題。時間がたつと忘れられてしまうのですが新たに小さな崩落が見つかったが公表されていない。●埼玉県議会の児童虐待条例の撤回問題は国連の「子どもの権利条約」をもっと多くの人が認識すれば問題にもならなかったのではないか。●中国の一帯一路政策10周年の会議を通してみられる中国の対外政策と、それに翻弄されたマレーシアの国土開発問題を取り上げる。●ハマスとイスラエルの武力衝突問題。色々と複雑な歴史背景の中で起こった事である。その中で印象に残ったイスラエル人のことば。「日本も第二次大戦で憎み合ったアメリカと戦後民主的に仲良くなったではないか。我々もパレスチナの人たちと憎しみを超えて連携する必要がある」世界では争いが増える一方だが、何か解決する方法を提案できるのではないかと考えたのである。

世界を知る

前期の最終の講座です。●国連総会が開催されました。ウクライナのゼレンスキー大統領がロシアの侵攻を食い止めるために協力をしてほしいと呼びかけましたが、会場に空席が目立つという状態。安全保障理事会やその後のアメリカ議会でも良い感触を得られぬままに帰国することになりました。世界の平和を維持するためにも国際連合は必要なのですが、機能不全に陥っているように思いました。●ロシア関連でナゴルノ・カラバフ問題が動きました。アルメニアとアゼルバイジャンの間に長い間あった対立が一応終結したようにも思います。ただロシアの影響力が低下していることが如実にわかりました。●G20が開かれましたが、インド主導で閉幕しました。実のある会議だったのかはこれからが証明してくれるでしょう。●ロシア領内での地方選挙が行われました。プーチンを支持する統一ロシアが一人勝ちしました。敵対する政党や候補者を抑え込んでの選挙。来年3月の大統領選挙への道筋を作った感じです。しかしロシアの今後はどうなるのでしょうか? 色々と考えさせられる話題でした。

モゲ散歩

今回は少し遠出をしました。目的地は秩父です。秩父といえば夜祭が有名です。この夜祭のルーツは武甲山(セメントの原料を産出する山)に住む男神と秩父神社に住む女神が一年に1度の逢瀬を表したものだと聞きました。元々秩父には有力者が住んでいました。その子孫が川越や豊島、江戸に進出して勢力を広げました。また秩父銘仙でも有名です。そういったものを辿ろうというのが今回の目的でした。最後に訪れたには和銅遺跡です。ここで銅鉱石がみつかり、それを利用して日本最古の和同開珎が作られたのです。その鉱石を見つけた所にも行きました。

世界を知る

この一週間自然災害も含めて様々なことが起こりました。その中で幾つかを講座で扱うことにしました。●新型コロナの変異株「エリス」が勢力を伸ばしている状況です。厚労省や東京都のHPに記載はあるものの国民にその内容が知れ渡っていない状況があると思いました。特に60歳以上の方の患者数が第8波を上回っているのには驚きました。●内閣改造が行われました。女性閣僚が5人といいますが副大臣や政務官には女性が登用されずSDGsのジェンダー対応で疑問を感じました。●モロッコの地震とリビアの洪水、アフリカで起きた災害の被害は甚大なものになっています。●プーチン大統領と金正恩総書記との会談は今後の東アジアの政治局面では大きまポイントとなりそうです。●世界で問題になっているオーバーツーリズム問題は今の日本にも大きな課題を与えています。たくさんの観光客でにぎわうのは良いのですがその裏で市民生活に影響が出ないような方法を考える必要があると感じました。●G20の議長国が国名をBHARATと表記しました。自国の文化を守るために主張するという流れの中で見られたものです。私たちが日ごろ普通に使っている国名も様々な考え方があると認識しました。

モゲ散歩

暑い夏が終わったと思っているのですが、台風一過まだまだ残暑の厳しい中での散歩になりました。今回は本郷界隈を歩きました。本郷は昭和の色を濃く残している所がたくさんあります。まずは本郷薬師へ。このお薬師様は真光寺というお寺にあったのですが戦災でお寺は消失します。薬師堂だけがここに再建されています。そのお寺はなんと仙川に引っ越します。かつて訪問したことのあるお寺です。近くの十一面観音も真光寺にあったものです。文京ふるさと歴史館で歴史を学びました。弥生時代の名称の元になった弥生町で出土した土器もあります。近くにある菊坂近辺には明治の文豪が居住した家がたくさんあったそうです。石川啄木、宮沢賢治、樋口一葉など。一葉が使ったといわれる井戸も残っています。東大の近くなので学生相手の下宿がたくさんあったそうですが、現在は碑文が残るのみです。明治の文豪の事を考えながら曲がりくねった道を歩くというのも良いものです。

世界を知る

●関東大震災から100年。南海トラフ上での地震が予想される中で改めて考える良い機会になっていると思います。●まだまだ暑い日が続いています。東京の猛暑日も22日と新記録。世界中で気候変動が大きな影響を与えています。国連のグテーレス事務総長が「地球沸騰化の時代になった」といったのが印象的でした。ロシアでの永久凍土融解の話もしました。古代に封じ込められた未知のウイルスが出現するかもしれないという問題もあります。またマウイ島の山火事も温暖化の一つの例で、フラッシュ干ばつという異常な現象が原因の一つといわれます。どう対応するのが良いのでしょうか。●福島第一原発の処理水問題は中国の日本産水産物輸入禁止という措置で大きな問題となりました。日本政府がとるべきことは何かを考えて見ました。●ロシアのプリゴジン氏の墜落事故死。ワグネルが持つ利権がどうなるのか?事故なのか粛清なのか?様々な情報が飛び交う中、考える糸口を探してみました。

モゲ散歩

夏休み前最後の散歩です。今回は市ヶ谷駅に集まりました。市ヶ谷というと駅を出たとこが靖国通り、外堀を渡って防衛省の方向へ向かいます。そこに茶ノ木稲荷と亀岡八幡宮があります。茶ノ木稲荷は弘法大師が創建したという古いお稲荷様。奉納された提灯を見ると信仰の幅広さが伺えます。亀岡八幡は太田道灌が江戸城の西の守りとして創建し、江戸時代にこの地に遷宮したもの。家光や桂昌院の厚い信仰を得たといわれています。そこからJICA地球ひろばへ。JICAの活動を通して世界の諸問題を考えてもらおうという施設。ここでいろいろ勉強しました。そこから内藤新宿の東に広がっていた寺町に歩を進めました。たんきり地蔵や江戸の鋳物師が作った梵鐘などを見ながら今日の散歩は終了しました。

西洋美術史の旅

ゴッホ「ひまわり」

ゴッホといえば「ひまわり」、ひまわりといえば、夏ですね(それにしても暑い!)。

世界に何枚も存在するゴッホの「ひまわり」ですが(新宿にもありますね)、

この作品はドイツのミュンヘンにあります。

「ひまわり」と聞くと、映画(ソフィア・ローレン主演)も思い出します。

夏休みに東欧を旅したことがあるのですが、あの映像のとおりなんですよねぇ…

ギラギラと輝く夏の光は、なぜか人に、遠い昔のことを思い出させるようです。

みなさん、よい夏休みを。

(隔週火曜午後「西洋美術史の旅」)

モゲ散歩

今回は高田馬場駅から神田川に沿って歩きました。高田氷川神社から面影橋へ。そして甘泉園という江戸時代の清水家の邸宅にあった庭園を見ました。都会の中に残るオアシスのようなところです。その裏には水稲荷があります。吉宗が流鏑馬を復活させたところでもあり、忠臣蔵で有名な堀部安兵衛の助太刀の場でもあります。ここから早稲田大学構内にある村上春樹ライブラリーを見学しました。隈研吾氏が手掛けた図書室はさすがだなと思いました。最後に穴八幡宮に参拝しました。

世界を知る

●新型コロナの感染者が増えるとともに子どもの感染症が増えています。そこに使う医薬品の不足が問題になっています。●12日に八王子で39.1℃という気温を記録しました。異常なほど暑い日が続いています。その原因は?●アフガニスタンで日本の為に働いていた人たちが難民に認定されました。喜ばしい事ばかりではない実情を考えて見ました。●安部首相の狙撃事件から1年。旧統一教会問題は未だに解決の方向性が見えていません。山上被告の裁判もまだ開かれていない現状を考えました。●南極大陸にあるブラッド・フォールという赤い滝の話をしました。宇宙に存在する水との関連を考えました。●ロシアのウクライナ侵攻にかかわって国際機関でのロシアの立ち位置が変化していることに触れました。●NATO首脳会議でウクライナ問題が話し合われましたが、この紛争を止めるという方向にはなっていない状況でした。平和な世界が早く来て欲しいものです。

世界を知る

●依然として新型コロナの感染者が増えています。東京都の医師会も第9波に入っていると宣言しました。夏休みの人出はコロナ前に戻っているという中、検査代の個人負担もあり実態が掴めません。しっかりとガードしましょう。●世界的に気温が上昇していることがわかりました。温暖化を何とかして止めねばなりません。●日本に来る外国人労働者に対する日本語能力試験の難しさ。技術や能力のある人が日本で発揮できない現状を何とかしなければと考えます。●大阪万国博覧会の外国パビリオンの建築申請がゼロということ。2年後の4月に始まるのにどうするのでしょうか?●食物アレルギーの児童が増加しているという問題で、有吉佐和子の「複合汚染」を思い出しました。科学(化学)物質が体の中でどう反応しているのか。●フランスの暴動の引き金になったアフリカ系の少年。植民地時代の支配する側の論理が垣間見えます。●「エコ不安」という心の病が心配されているという話もしました。●ウクライナ情勢は大きな進展がありません。ロシア側の空からの攻撃と大量の地雷。さらにザポリージャ原発を巡る問題や核兵器使用の可能性。恐ろしい状況になっていると思いながら何もできない自分達、少しでも貢献できることを探しましょう。

西洋美術史の旅

ゴッホ「黄色い家」

私がこの絵を見ているうちに涙が溢れてきてしまうのは、このあとの悲劇(ゴーギャンと

仲たがいしたうえでの「耳切り事件」)を知っているせいかもしれません。

でも、それだけではないと思います。この絵が人を魅了する何かを秘めていると同時に、

この絵に魅了される何かが私の中にあるからなのでしょう。

どうですか?みなさん。絵って、やっぱり素晴らしいと思いませんか?

(隔週火曜午後「西洋美術史の旅」)

モゲ散歩

梅雨の合間を縫っての今日の散歩です。高田馬場駅からスタート。近くの玄国寺には岩倉具視の邸宅の一部が移築されています。また南側に広がる都立外山公園は江戸時代、尾張徳川家の下屋敷があったところ。小石川後楽園と並ぶ二大庭園として造られ箱根山を中心に池を配した広大な敷地があったそうです。その名残を歩いてみました。そこから国立感染症センターの横を通り感通寺という所へ。ここは上杉謙信が大切にしていた毘沙門天が祀られていると伝えられています。近くには夏目漱石の生誕の地があり新宿区立夏目漱石山房記念館があります。漱石の作品を思い浮かべながら散歩の仕上げをしました。

世界を知る

●今日は沖縄慰霊の日です。太平洋戦争が終わって78年が経ち世界が平和であるかといえば紛争も含めれば世界中で多くの人たちが苦しんでいます。6月20日の世界難民の日と共にいろいろと考え行動する必要があると考えました。●新型コロナの感染者が増え続け第9波になりそうだと警戒をする中、沖縄の医療が逼迫している状況が報告されました。●今日の朝のニュースで潜水艇の事故が最悪の結果になった事が報じられました。タイタンと呼ばれる潜水艇の構造などに言及しながら富豪たちの飽くなき冒険心を追ってみました。●電気自動車の開発に関して規格の問題と新しい電池の開発競争を考えました。●ブリンケン国務長官の訪中で米中関係がどう変化するのか?1回の訪問では結果は出ないでしょうが、今後の展開に期待したいものです。

世界を知る

●新型コロナの感染者が漸増気味。体育祭や文化祭で感染が拡大し学校閉鎖をする所も見られる今日この頃。尾身氏は第9波の入り口に達しているのではという談話を公開しました。●「100年に一度の豪雨」という言葉を良く聴くようになりました。洪水や山崩れの被害も増えています。世界的にも異常気象が発生しています。スーパーエルニーニョが原因だと言われます。●吉野ヶ里遺跡の発掘が一段落。残念ながら人骨や副葬品は見つかりませんでしたが邪馬台国論争にまた火が付いたような気がします。●自衛隊候補生が起こした殺傷事件。自衛隊が装備している89式小銃で犯行に及んで、2人が死亡1人が重傷を負うという悲惨な結果になりました。なぜこのような事件が起きたのか。詳しいことはこれからですが、色々と考えなければならないことがあります。●トランプ元大統領が訴追されました。なぜこうまで話題になるのか。来年の大統領選挙を占う上でも大きなポイントになっています。

西洋美術史の旅

ゴッホ「ハーグのアトリエからの眺め」

いわゆる「オランダ時代」のゴッホの絵です。

のちの「アルル時代」とはもちろん異質な風景画ですが、わるくないでしょう?

画面右側、作業する人と鶏が見えますか?

風景画のほとんどに人や鳥が登場する…ゴッホの絵の、じつは一貫した特色です。

(隔週火曜午後「西洋美術史の旅」)

モゲ散歩

前回は目白駅から雑司ヶ谷方面に歩きましたが、今回は神田川方面に向かいました。目白駅は切通のなかにある駅で武蔵野台地の端に位置します。そこの坂の途中に江戸五色不動の一つ目白不動尊があります。ここから神田川に沿って明治時代貴族の邸宅が並んで存在しました。その中の細川庭園、椿山荘を目指します。途中には水神社や正八幡といった神社があったりします。最後に結婚式が行われていた東京カテドラル聖マリア教会に寄りました。丹下健三氏の設計による大きな教会の建物に圧倒されました。

世界を知る

台風の影響もあって不安定な天気が続いています。●Apple社が発表した新型デバイスの話から始めました。近未来の生活についていけるのか心配になるような機器の発表でした。●入国管理法改正案が成立しましたが共生社会を目指す中で本当に良い選択だったのかを考えました。●日本の人口問題を考えました。合計特殊出生率が1.26に低下し今後の人口構成に大きなひずみが生じます。その中で進める子育て支援。これがどのような効果を生むのでしょうか。●LGBTQの問題は日本だけでなく海外でも大きな問題になっています。ウガンダでは犯罪にもなる法律改正がありました。●ウクライナで負傷した兵隊を受け入れるという話から、カホフカダムの決壊によって被る被害について考えました。●吉野ヶ里遺跡での発掘を踏まえて邪馬台国の歴史を振り返りました。

モゲ散歩

今日は目白駅から開始です。鬼子母神をお参りしました。鬱蒼とした森の中にたたずむお堂はことのほか大きく感じられました。ここにある鬼子母神像は1561年に南東に位置する場所から発見されたもので、そこには清土鬼子母堂というお堂が建っています。そこから雑司ヶ谷霊園に進みます。ここにはたくさんの有名人のお墓があります。夏目漱石、泉鏡花、小泉八雲、中浜万次郎などです。墓地の中を散策というのもなんとなく変化な感じもします。最後に護国寺を歩きました。

世界を知る

今回はG7の話題が中心になりました。被爆地広島で開催されたということと、ウクライナのゼレンスキー大統領が対面で参加するという大きなポイントがありました。世界各国からも称賛されたものになりました。広島ビジョンの発表もあり核兵器について一歩踏み込んだ内容だったとは思いますが、その評価は決して良いものばかりではありませんでした。同時に行われたアラブ連盟首脳会議、中国中央アジアサミットと多極化が進んでいることも示したものだと考えます。その他に悲惨指数、報道の自由度、トルコ大統領選挙、アメリカ大統領選挙、AIを使った犯罪といった内容にも触れました。

世界を知る

●今日からG7首脳会議が始まりました。平和祈念公園での首脳の献花、記念資料館で岸田首相の説明が行われ、核保有国も含めた首脳がどのような考えを述べるかを注目したいと思いました。ウクライナのゼレンスキー大統領も来日して直接訴えるということ。ウクライナ情勢に進展はみられるのでしょうか?●新型コロナの全数把握がなくなった代わりにモデルナが推計値を毎日は発表してくれることになり、感染状況がわかるようになりました。●5月なのに真夏日が出現したり、雪不足に悩むスキー場・地球温暖化が進んでいます。●ハラスメント問題で芸能界は揺れています。力の強いものが弱いものを抑えこんでしまうことのない社会作りが大切です。●アメリカ政府の債務問題を考えました。日本も借金大国ですがアメリカは世界全体に影響を及ぼすので問題です。

モゲ散歩

今回は神宮外苑を巡りました。今神宮外苑は大きな転換点に立っています。再開発で高層ビルが建つ一方で、昔からある樹木が伐採されてしまうという状況を憂いている人たちの反対運動も起きています。先日お亡くなりになった坂本龍一氏もその一人。実際の神宮外苑がどのような所かを見ながら再開発の是非を考えて見ました。また近くには徳川家に縁のある寺院や、富士講が行われている神社もありました。色々と見どころのある街でした。

世界を知る

●連休中の観光客の賑わいは以前の生活を取り戻した感があります。新型コロナも5類に分類されることで今までとは違った対応が必要となります。そんなところを今回考えて見ました。●イギリスで戴冠式がありました。歴史を感じさせる式典でしたが、一方で様変わりする王政のありかたも考えなければならないと思いました。●日韓首脳会議で12年ぶりにシャトル外交がスタートしました。新たな日韓関係はどうなるのでしょうか。●人通りのある夕方銀座で起きた時計店強奪事件は10代の少年が関わっていました。少年法が改正された中で起きた犯罪。多様化する特殊詐欺に関連するとも言われています。●海外ではロシアの首都モスクワのクレムリンにドローン攻撃がありました。この事件を巡って様々な憶測が飛んでいます。こういったことが今後のウクライナ侵攻にどのように関係してくるのでしょうか。

世界を知る

新型コロナの5類相当への変更が迫っていますが、感染者は微増状態。受け入れる医療機関にも戸惑いがあると言われています。第九波が来るのが心配です。入管法改正案に対して国連人権委員会等から疑義が出されている中で国会では成立に向けて動いています。何が問題なのかを考えて見ました。福島第一原子力発電所の事故から12年が経過していますが未だに核燃料の処理に目途が立たない中、格納容器に穴が開いていることが分かりました。汚染水の海洋放出の事もあるので見直しをしてみました。海外ではスーダンの内戦で国際機関のかたの退避が行われたことと感染症研究所の占拠問題がありました。バイデン大統領の次期大統領選出馬表明、習近平・ぜレンスキー電話会談、尹大統領訪米といろいろありました。世界の動きをしっかり見ておかないとだめだなあと実感しました。

西洋美術史の旅

ゴッホ「赤い葡萄畑」

今年度はいよいよフィンセント・ファン・ゴッホを取り上げます。

短い生涯の中でゴッホが本格的に制作に取り組んだのはわずか10年。

その間におよそ2000もの作品(油彩は850点)を手がけましたが、

生前に売れたのは、このたったの1枚だけでした。

(隔週火曜午後「西洋美術史の旅」)

モゲ散歩

今回は武蔵溝の口から久地まで歩きました。先日の大山街道とは違う、二ケ領用水沿いを歩きました。最初に訪れたのは宗隆寺。昨年あたりから注目されているお寺です。ヤクルトの村上選手の名前と同じという事でお守りや朱印をもらう方が来ているというお寺です。このお寺の裏には古墳があるのですが宅地開発で見る影もありません。そこから二ケ領用水沿いを歩くと久地円筒分水という所に着きます。ここは昭和15年、新しく開削された新横瀬川と交差するにあたってサイホンの原理を利用して新横瀬川の下を潜る水路を作り、また下流の地域に同じ量の農業用水を分けるための仕組みを作ったところです。国の有形文化財になっている所です。ここから多摩川の宇那根の渡し跡まで歩きました。

世界を知る

先週の土曜日に岸田首相の襲撃事件が発生しました。政治に対する不信感が原因とは言われていますが本人が黙秘を続けている中で真相はまだ不明です。しかし一歩間違えれば多数の犠牲者が出てもおかしくない状況だったことは確かです。日本の安全神話が音を立てて崩れていくように思いました。世界では中国を抜いてインドの人口が世界一になるというニュースが流れました。これに付随して中国の性比のアンバランスが問題になり地方での人身売買が表面化してきているという問題も上げられました。新型コロナの第九波が来るかということもあり、なかなか安心できる状況にはないことも分かった一週間でした。

モゲ散歩

今日が最初の講座でした。今回は散歩とは違った視点で講座内容を行いました。それは「地名を知る」というものです。日本の地名は100万以上あるといわれます。その地名には成り立ちの歴史や様々なものがあります。それを解き明かそうと考えて今回の講座を設定しました。地名という玉手箱を開けてみると様々なことがわかってきます。由来を考えたりするのも楽しいものだと思いました。

世界を知る

2023年度最初の授業でした。前回から1か月、その間に様々なことがありました。それをすべて網羅することは出来ませんのでいくつかに絞って今日の内容にしました。アメリカで起こっている問題。トランプ元大統領の訴追からアメリカの分断を考え、そして機密漏洩事件がもたらす問題を考えました。北朝鮮のミサイル実験とその対応の方法。自衛隊のヘリコプター事故の話。そして時間をかけたのはチャットGPTの事でした。便利な反面大きな問題も抱えているものなので、実際に使ってみた結果などを踏まえてお話ししました。

モゲ散歩

今回は半期に1回の遠出の散歩です。3年前の新型コロナが始まった時に予定していたもので見送りになったものが3年ぶりにやることが出来ました。長谷駅から鎌倉駅までのコースです。長谷寺、高徳院、銭洗弁天などを回り寿福寺、鶴岡八幡宮、頼朝の墓を巡りました。昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の舞台になったところ。かなり混雑していたのですが春の陽気に恵まれた良い散歩でした。

世界を知る

ウクライナ侵攻から1年が経ち終息の見込みが立たない中どうなるのだろうという思いが強いのですが、様々な文献などを総合すると短くて1年、長くて10年という予想があり、2030年代まで続くというのはあまりにひどいという思いがします。しかしグローバルサウスの台頭で多極化が進む中、ロシアを支持する勢力が増えていることも事実なのでしょう。国内に目を転じると「エホバの証人の2世」救済のための弁護士会が立ったということや、H3型ロケットの打ち上げ失敗の話題があります。だいち3号という観測衛星を無くした日本、今後の災害対策などに大きな支障をきたすことでしょう。これからの宇宙ビジネスにも大きな失点になってしまいました。日本に頑張って欲しいと思うだけです。

西洋美術史の旅

メアリー・カサット「母と子」

ドガに心酔し、彼や印象派の絵を祖国アメリカにもたらしたメアリー・カサット。

彼女自身も、完全な「男社会」だった当時の画壇と格闘しながら、女性ならではの感性を溢れ出させて、やさしい絵を描き続けました。

ドガとは一線を越えることなく独身を貫き、晩年は健康を害して絵筆を置きましたが、

女性の権利拡大のために尽くすなど、時代と闘い続けた女性でした。

いまや「女流作家/画家」という言葉自体が、時代遅れになりつつあります。

(隔週火曜午後「西洋美術史の旅」)

モゲ散歩

今回は大山街道を散歩します。大山街道は現在の国道246号線です。江戸城赤坂御門から丹沢山系の大山までをつなぐ道として江戸時代に作られました。二子から溝口までは宿場があったところです。ここには古い家並みが残っています。岡本太郎の母である岡本かな子の実家もあり、二子神社には岡本かの子碑と岡本太郎の彫刻が展示されています。また国木田独歩もこのあたりを舞台にした作品を残しています。そんな芸術関係も含めたいろいろなポイントを散策します。

世界を知る

ウクライナ侵攻が始まって2年目に突入してしまいました。戦線は膠着状態です。ウクライナ側はロシア国内に向けてのドローン攻撃を始めたようですし、歩兵が越境して攻撃する場面もあったようです。東部戦線ではNATO供与の戦車が登場したともいわれます。だんだん戦争の様相が変化してきたようにも思います。プーチン大統領の主張は相変わらず大国ロシアを守るための正義の行動であるとしています。非日常の戦争が日常になってしまったウクライナ。国内での経済的な影響を感じさせないロシア。今後どのようになっていくのかが心配です。今日はそのロシア側についてを話題にしました。

モゲ散歩

多摩丘陵を巡る散歩もどんどん南下しています。今回は稲田堤です。京王線と南武線が交差する場所です。ここも鎌倉時代以前から多くの人が住み着いていたようです。長松寺というお寺がある所の地名が南北浦耕地延命場です。このことから延命山長松寺になっています。この地名は源頼朝が善光寺参りをした時にここに立ち寄り、幕府の命令を伝えるために演命場という建物を作ったことからと伝えられています。地名のでき方を学びましたし、源頼朝がここを通ったことにも驚きました。その頃から伝わる獅子舞が奉納される薬師堂にも行きました。そして、川と川が交差するという珍しい場所も見学しました。

世界を知る

新型コロナの感染者が激減する中、その呼称が変更されることになりました。どのような名前になるのでしょうか?3年以上も苦しめられた感染症であるがゆえに関心度は高いのではないでしょうか。日銀の新しい総裁に経済学の専門家が就任しそうです。アベノミクスをどうソフトランディングさせるのかその手腕を期待したいのですが、一方で国債発行残高が1000兆円を超えたという報道。この状況をどう改革していくのでしょうか。臓器移植に関すするNPO法人が摘発されましたが、臓器移植に後れを取っている日本の現状も考えて見ました。モルドバのクーデター計画や中国の気球問題と国際的にも話題が絶えません。そんな中で恐竜の声帯の化石が発見されたニュースに心が和みました。どんな鳴き声だったのでしょうか? これからが楽しみです。

モゲ散歩

最近の散歩は稲城を中心とした多摩丘陵の東部分を散歩しています。ここは中世の城跡が並んでいる所です。今回も小沢城跡がありました。鎌倉街道に関係して多くの武人たちが活動をしていた跡なのでしょう。その麓には東京の名水に登録されている湧水があります。今回も伺ったがった時にペットボトルを大量に携えて水を汲みに来た方とお話をしました。「この水で炊事全般を行っているが父の代からズーっと来ているのでこの水がないと困ります」と話されていました。戦隊もののロケ地にもなる大量の無縁墓が並ぶところがあったりで興味深い散歩でした。

西洋美術史の旅

ドガ「アブサン」

互いに相手にも、自分にも、そして人生にも疲れ果ててしまったように見える二人。

そこからは楽しそうな会話は、一切聞こえてきません。

女性の前に置かれた綺麗なお酒がアブサン。

19世紀当時は幻覚をひきおこす作用もあった危険なお酒で、やがて禁止されたほどです。

(現在飲まれているものはもちろん安全ですが、度数は高いです。ご注意を!)

都会人の孤独と絶望を切り取ってみせた、ドガの名作です。

(隔週火曜午後「西洋美術史の旅」)

世界を知る

10年に一度の寒波に見舞われた日本列島。各地で交通手段の被害が多発しました。そんな話もしながら今日の講座が進みました。依然として死者数が減らない新型コロナ。政府は大型連休明けには感染症の分類をインフルエンザと同じにしてマスクの着用も個人判断にという方向です。安心して生活できるのでしょうか。首相の所信表明を聴いて日本の将来を実感できるだろうかという事も考えて見ました。ウクライナ問題では戦い方が一歩進んで戦車の投入が決まり、いつになったら平和な世界に戻れるのだろう。その中で傷つき死んでいく人の何と多い事か。何とか平和になって欲しいと願うばかりです。

西洋美術史の旅

ドガ「ダンス教室」

ドガといえば踊り子、やっぱりこの絵になるでしょうか。

印象派展にたびたび出展したドガですが、その絵はまったく印象派的ではありません。

(そもそもモネのような「屋外制作派」じゃなかったんです)

でもこの絵、とってもうまいし、味わいがあると思いません?

独特な角度から切り取った、その瞬間と動きをとらえた絵が、ドガの最大の特徴です。

(隔週火曜午後「西洋美術史の旅」)

モゲ散歩

今回は京王相模原線稲城駅近辺を散歩しました。多摩丘陵の端に位置する稲城駅。前回の稲城長沼と連続する場所でもあります。ここは古代から多くの人が住んでいたことがわかっています。ここで興味深かったのは丘陵の高い部分にある妙見堂です。古代の人々が身の周りにおきる様々なことを妙見様にお願いをしたというところです。北辰信仰と結びついたものですが、見晴らしの良いところに平安時代から続く民間信仰の姿を想像しました。その他たくさんの仏像を安置した常楽寺、今は遺構もなくなってしまった長沼城などを巡りました。

世界を知る

台湾有事が話題になり岸田首相の訪米に合わせて2+2が開かれ沖縄の自衛隊が規模を増やすことが決まり、アメリカの海兵隊も編成替えが行われるようです。ウクライナ戦争が世界にもたらす影響の影響を感じます。世界の分断化がどんどん進むように思うことが心配です。新型コロナ対応が大きく様変わりする中で日本は世界一の死者数を示しているのも気がかりです。また今大きな問題にSNSの力があります。スマホの普及がもたらす社会活動の変化が犯罪にも大きく影響しています。いろいろなことに考えを及ばせながらしっかりした判断力を持つ必要性を強く感じました。

世界を知る

2023年年明け最初の講義です。前回から1か月の間に様々なことが起こりました。その中からいくつかのトピックを取り上げて解説しました。今一番問題になっているのは日本の新型コロナ感染です。世界一の状況で死者がこの1か月半で1万人近くを記録しました。またゼロコロナ政策を終了した中国。新しい変異株の出現など問題がたくさんあります。安保関連法案の閣議決定、原子力政策の変更、新しい資本主義と子育て支援。矢継ぎ早に出される政策を1つ1つ考えて見ました。さらにアメリカの下院議長がなかなか決まらない中でのアメリカの立ち位置も100年前と比較してみました。いろいろなことが起きた時に我々はどんなことを考える必要があるのでしょうか。難しい問題ですね。

西洋美術史の旅

ピサロ「キャベツの選別」

     

風景画で知られるピサロですが、ドガと交流して人物画に凝った時期もありました。

そのモデルの多くは平凡な農夫/農婦たち。見つめる視線がとてもやさしいのです。

でも私の視線はおのずとキャベツへ。野菜大好き!なんです。

(隔週火曜午後「西洋美術史の旅」)

モゲ散歩

今回は南武線の稲城長沼から南多摩までの散歩です。駅前にはガンダムの大きなフィギュアが3つ立っています。ガンダムのメカニックデザイナーである大河原邦夫さんがこの地にお住いという事で町おこしの一環なのだそうです。また、ここは川崎街道が通っているのですが、その旧道沿いにある旧跡を巡りました。延喜式に登場する神社が2つ。青渭神社と大麻止乃豆乃天神社という所です。大麻止乃豆乃天神社は「おおまとのつのてんじんしゃ」と読みます。森閑とした場所にあるお宮でした。最後に大丸城跡に行きましたが、中世のかなり大きなお城なのですが誰が築城したのかがいまだに不明というお城でした。現在は稲城図書館が建っています。

世界を知る

新型コロナの感染者が増加する中、中国ではゼロコロナ政策を緩和しました。その大きなギャップの中で大きく揺れている中国は今後どうなっていくのでしょうか。この一週間の話題。日本の民間月着陸船の打ち上げが成功し4月の月面着陸を目指しています。宇宙ビジネスが本格化している証拠です。南米ペルーでは現役大統領が反逆罪で投獄され反発する国民のデモが広がり邦人観光客が足止めされています。またウクライナ侵攻、北朝鮮のミサイル実験で日本の国防費問題が大きなうねりとなっています。今後の日本は、世界はどのようになっていくのでしょうか? 

激動の2022年も残すところ少なくなりました。様々な出来事を見てきましたが、来年はどのような年になるのでしょうか? 心休まる1年になる事を祈って今年最後の講座を終わります。

世界を知る

残念ながらBEST16で敗退したサッカーワールドカップの余韻が残る時です。でも世界はどんどん動いています。新型コロナの影響は大きい物があります。中国でのゼロコロナ政策の変更もありました。保育園の暴行事件もありました。保育士の労働環境のひどさに目を見張ったものです。短期間で成立した被害者救済法。まだまだ十分ではないですが第一歩を踏み出すことは出来ました。海外ではアメリカのトランプ元大統領の動きについて、新たな段階に入ったウクライナ情勢について話題にしました・

モゲ散歩

秋の深まりを感じる季節になりました。紅葉が美しいという時期に紅葉狩りをかねての散歩になりました。今回は京王堀之内から南大沢までです。京王堀之内には河谷を流れる小川を改修した散歩道があります。上流にある長池から流れる水を利用しています。紅や黄色に色付いた木々を眺めながら歩きました。途中には中世の武家の女性が薬師仏を抱いて身投げをした伝説の長池を巡り、その薬師仏を祀る薬師堂にお参りしました。広大な長池公園は多摩丘陵の名残を残す山林に囲まれたところです。ここにある大橋は四谷見附橋を移築したアーチ橋で素晴らしいものでした。

西洋美術史の旅

ピサロ「セント・トーマス島の海岸で話をする二人の女」

計8回開かれた印象派展のすべてに出品した唯一の画家ピサロ。

カリブ海のセント・トーマス島(当時デンマーク領)の生まれで、早くから絵を描くことが得意でした。この絵に描かれているのは黒人の女性ですが、カリブ海の島になぜアフリカ系の人がいるのでしょうか?当講座では絵だけでなく、世界史の勉強もします。

(隔週火曜午後「西洋美術史の旅」)

モゲ散歩

今回は多摩ニュータウンを散策しました。イギリスの田園都市から発展した日本型のニュータウンです。車と人を分離した道路作りを通りながら広大な住宅地を実感しました。その先にある多摩丘陵の西端に昭和18年頃陸軍が製作した戦車のテストをしたところが遊歩道として残っています。そこを歩きました。そして関東地方で珍しい縄文時代の環状置き石遺跡を見学しました。祭祀関連施設か死者の埋葬施設と考えられる日本版ストーンサークルです。あまり知られていないところでしたが興味深かった所でした。

世界を知る

サッカーワールドカップ予選突破で湧き上がる日本ですが、世界では様々なことが起きています。

新型コロナ問題もなかなか先が見えません。感染症の分類を2類相当から5類へ変更する検討に入りました。でも5つの分類がどうなっているのか知らない人も多いのではないでしょうか。ゼロコロナ政策で揺れる中国の問題も変化が出始めたようです。同性婚裁判の判決もありました。様々な価値観をしっかり見つめ直すなど考えることが多いです。何時まで続くのか心配なのがウクライナ情勢です。ロシアの立ち位置がどうなっていくのか。寒さに耐えているウクライナの人たちもこれからが正念場でしょう。早く終わって欲しいというのが願いです。

世界を知る

サッカーワールドカップで沸くドーハです。新聞やテレビはそれで持ち切り。反面、施設建設で犠牲になった人やLGBTに関して問題になっている。そんな話題を含めて塩野義の新型コロナワクチンや治療薬の話、旧統一教会がらみの宗教法人の話、日本の月探査機OMOTENASHIの話などをしたあと、COP27が終了して問題になったことを考えました。フィリピンやインドネシアの海面下で生活する人たちの話もしました。

世界を知る

今朝も北朝鮮のミサイル発射がありと緊張の続く今日この頃です。東アジアサミットやG20などの重要会議が続き、同時に行われた首脳会議でも様々なことが話し合われました。特にG20では「ロシアのウクライナ侵攻批判」含んだ総括を発表できたことは、難しい国際関係の中での1歩だったと思えました。アメリカでトランプ氏が大統領出馬宣言をしました。MAGA派の人たちの今後についても考えました。

西洋美術史の旅

ルノワール「犬の頭部」

ルノワールは「目」の画家です。そして人だけでなく、動物を好んで描きました。

(桐朋講座「西洋美術史の旅」隔週火曜午後)

モゲ散歩

秋の深まりを感じながらの散歩でした。今回は北野から南大沢までを歩きました。幕末横浜が貿易港として発展したのに伴い多くの絹製品が輸出されました。八王子は絹の街として栄え、周辺も含めてたくさんの絹製品が横浜に送られました。最初は人馬で送るのですが、彼らが通った道を「絹の道」と呼びます。今回はその絹の道を歩いてみました。途中の資料館や茅葺の農家など見学しました。

世界を知る

日本の新型コロナ感染者が急増し始めています。第8波になるのか?世界では終息に向かっているといわれている中で考えることがあるのではという話。先週韓国のソウルにある梨泰院通りの群衆雪崩についてその危険度を考えました。また2日で30発に上るミサイルを発射した北朝鮮情勢についても考えて見ました。最後に中国共産党大会で習近平氏の3期目が決まりましたが、今後の中国の在り方についても考えて見ました。目まぐるしく変化する現代社会を見る目をしっかり持てるようにしていきたいものです。

世界を知る

新型コロナウイルスの新型変異種ケルベロス、グリフォンが日本でも確認されました。第8波が心配される中どう防ぐかを考えました。中国共産党大会での前国家主席退席について、今ヨーロッパの美術館で起きている名画を汚してしまうという環境団体の問題、ロシアのウクライナ侵攻に受刑者が含まれている問題、核戦力部隊の演習問題、ウクライナ侵攻がどのような形で終息するのか、というようなことを考えました。

世界を知る

新型コロナの感染の第8波が懸念される中でBA1対応のワクチン接種が始まった。今後どのような展開になるのか?  中国では第20回共産党大会が開催中。習近平の3期目が決まるとみられる中国。今後どのような発展がみられるのかを検証してみた。旧統一教会問題も佳境に差し掛かっているようにも思えるなか宗教法人法についての確認をした。週間ニュースから大徳寺の方丈で見つかったノミを話題に宮大工の話やノミとノコギリの話題も提供した。

モゲ散歩

今回は日野宿を散歩しました。前回の続きという感じで企画しました。平山氏の先祖にあたる日奉(ひまつり:太陽信仰につながる)氏が祀ったという日野宮神社、牛頭天王を祀った八坂神社、眼病にご利益があるというとんがらし地蔵(唐辛子を奉納すると眼病が治る)、そして本陣、日野用水などを見ながらの散策でした。

モゲ散歩

今回は平山城址公園を巡りました。平山城の城主平山季重は現在放送されている「鎌倉殿の13人」にも関わる人物。源頼朝に重用された人物で「平家物語」の一の谷の合戦でも登場する人物です。実朝が生まれた時に「鳴弦の儀」を行った人物でもあります。駅前には季重の邸宅跡の碑や資料を展示するところもあり、宗印寺の季重の墓、公園の中にある季重神社と見るところがたくさんありました。

世界を知る

エリザベス女王の逝去によって今後のイギリス王室はどうなるのでしょうか? 理化学研究所の成果の一つゴキブリのサイボーグ化とは。ウクライナ状勢で進展が見られましたが、その情報の真偽をどう判断するのか? 中露関係の今後もどうなるのか? 旧統一教会問題にも少し触れてみました。

世界を知る

朝飛び込んできたエリザベス女王逝去の知らせ。在位70年に及ぶ功績を振り返りました。この一週間園児の置き去りや日本人学校の事件などがありました。世界的にはロシアのボストーク2022、東方経済フォーラムの話、NPT再検討会議、TICADなど。昨日の岸田首相の国葬に関しての国会答弁に見る自民党の迷走など、話題は多岐にわたりました。

モゲ散歩

今回は京王線南平駅から中央線日野駅までの散歩です。室町時代末期からあるという田中稲荷や熊野神社を見学。熊野神社では3年ぶりに行われる祭礼の準備で大小の神輿が運び出されていました。浅川の北側にある丈六の日野大仏からは多摩丘陵を眺めました。日野の湧水の代表である黒川清流公園でカワセミを見かけました。最後は日野駅の旧甲州街道を歩きました。

モゲ散歩

今回は城南五山を巡りました。武蔵野台地の東南端にある島津山、池田山を中心に明治期に開発されたお屋敷街を散策しました。将軍家光が通りかかった時目の前に現れた白雉を吉兆として近くの神社を雉子神社にしたという神社。今はビル群の中にその存在感を示しています。近くには三田用水の跡があったり、岡山池田藩のお屋敷を庭園にした池田山公園、皇太后美智子様の実家があったねむの木の庭、ベラルーシ大使館などもありました。

世界を知る

開講寸前に飛び込んできた安部元首相狙撃事件をどう伝えるかを考えました。—新型コロナの感染者も急増し第7波に移行していると判断できるといいますが今後はどうなるのか。—生活が便利になってくると今回のKDDIの通信障害は生活自体に大きな弊害が生じました。—高度な自由を保障された一国二制度となって25周年。香港の自治は大きく変化してしまいました。—エネルギー問題がクローズアップされる中でサハリン2の運営問題は日本の天然ガスに今後どう影響を与えるのでしょうか。—ウクライナ情勢で強気を示すロシアについてどうしてこうなるのか—そんな話題の今回でした。

世界を知る

新型コロナウイルス関連 記録的な高温が続く 電力供給に赤信号 G7首脳会議とNATO首脳会議 ウクライナ問題と様々な問題を取り上げました。私たちの得られる情報をしっかりと把握するためには、いつもアンテナを張って情報集めをする必要があることを実感しました。

モゲ散歩 旧東海道を歩く(1)

炎天下の中の散歩はちょっと辛いものがありました。太田道灌の城(砦)があったといわれる御殿山。今は高層ビルの建ち並ぶ間にひっそりとある公園になっていました。水と緑に恵まれた憩いの場でした。そこから品川神社へ。富士山信仰の小山の頂上で記念撮影。そこから旧東海道へ。往時を偲ばせるような建物やお寺などが散在していました。最後に沢庵和尚で有名な東海寺。線路に囲まれた墓地に眠る沢庵和尚や、国学者賀茂真淵、鉄道の父井上勝、昭和の歌姫島倉千代子の墓を見学しました。

世界を知る

新型コロナ状況 福島原発事故訴訟 核兵禁止条約締約国会議 結婚問題 インフレ問題 ウクライナ情勢

21世紀の世界でこれほどまでに混乱状況になるとは誰が想像しただろうか? そこに生きる私達もしっかりと前を向いて進むようにしなければならないと実感する毎日である。

モゲ散歩 20220611

京王線の百草園駅から聖蹟桜ヶ丘駅まで歩きました。この辺りは古代から多くの人が住んでいた所です。武蔵一之宮といわれる小野神社。神門の彫刻に見とれてしまいました。また関戸という地名が鎌倉時代の関所と関連しているという話。そして鎌倉幕府が滅びる直前の戦いである「関戸の戦い」で討ち死にした無名の武士の墓を見学して往時を偲びました。

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新型コロナ関連 この1週間を振り返って 止まらないインフレ傾向

地球温暖化をどう止めるか ウクライナ情勢 映画ナワリヌイの紹介

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新型コロナ状況 地球上の生物の起源を探る 新しい資本主義・骨太改革 

消費者として気を付けること 悪い奴ほど頭が良い ウクライナ情勢

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感染症 ヘイトクライム 沖縄返還50周年 IPEF

ウクライナ情勢 戦争犯罪を裁く

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コロナウイルス関連 経済安全保障法 ウクライナ情勢 戦勝記念日

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知床遊覧船 ウクライナ情勢 ロシアの

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新しいワクチン G20  円高 ロシアの状況

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新型コロナ 今世界で起こっていること ウクライナ情勢 プーチンとロシア正教

世界を知る 3月18日

デルタクロン株の出現 東北地方の地震 円安の進行 ウクライナ情勢

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3月11日 国際女性デー 韓国大統領選挙 ウクライナ情勢について

「世界を知る」

ウクライナ問題が注目される中で考えて見ましょう。

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2022.2.25の資料です。

「世界を知る」2022.1.14の資料です

「世界を知る」2021.12.17の資料です

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「世界を知る」2021年11月26日

日本の経済状態など

「世界を知る」2020.11.27の資料です

「世界を知る」2020.11.27の資料です。

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