講座だより

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講座だより

桐朋講座の活動の様子やイベントなどを、折にふれてお伝えします。
実施した講座内容のご紹介などもあります。

講座だより一覧

モゲ散歩

今回は高田馬場駅から神田川に沿って歩きました。高田氷川神社から面影橋へ。そして甘泉園という江戸時代の清水家の邸宅にあった庭園を見ました。都会の中に残るオアシスのようなところです。その裏には水稲荷があります。吉宗が流鏑馬を復活させたところでもあり、忠臣蔵で有名な堀部安兵衛の助太刀の場でもあります。ここから早稲田大学構内にある村上春樹ライブラリーを見学しました。隈研吾氏が手掛けた図書室はさすがだなと思いました。最後に穴八幡宮に参拝しました。

世界を知る

●新型コロナの感染者が増えるとともに子どもの感染症が増えています。そこに使う医薬品の不足が問題になっています。●12日に八王子で39.1℃という気温を記録しました。異常なほど暑い日が続いています。その原因は?●アフガニスタンで日本の為に働いていた人たちが難民に認定されました。喜ばしい事ばかりではない実情を考えて見ました。●安部首相の狙撃事件から1年。旧統一教会問題は未だに解決の方向性が見えていません。山上被告の裁判もまだ開かれていない現状を考えました。●南極大陸にあるブラッド・フォールという赤い滝の話をしました。宇宙に存在する水との関連を考えました。●ロシアのウクライナ侵攻にかかわって国際機関でのロシアの立ち位置が変化していることに触れました。●NATO首脳会議でウクライナ問題が話し合われましたが、この紛争を止めるという方向にはなっていない状況でした。平和な世界が早く来て欲しいものです。

世界を知る

●依然として新型コロナの感染者が増えています。東京都の医師会も第9波に入っていると宣言しました。夏休みの人出はコロナ前に戻っているという中、検査代の個人負担もあり実態が掴めません。しっかりとガードしましょう。●世界的に気温が上昇していることがわかりました。温暖化を何とかして止めねばなりません。●日本に来る外国人労働者に対する日本語能力試験の難しさ。技術や能力のある人が日本で発揮できない現状を何とかしなければと考えます。●大阪万国博覧会の外国パビリオンの建築申請がゼロということ。2年後の4月に始まるのにどうするのでしょうか?●食物アレルギーの児童が増加しているという問題で、有吉佐和子の「複合汚染」を思い出しました。科学(化学)物質が体の中でどう反応しているのか。●フランスの暴動の引き金になったアフリカ系の少年。植民地時代の支配する側の論理が垣間見えます。●「エコ不安」という心の病が心配されているという話もしました。●ウクライナ情勢は大きな進展がありません。ロシア側の空からの攻撃と大量の地雷。さらにザポリージャ原発を巡る問題や核兵器使用の可能性。恐ろしい状況になっていると思いながら何もできない自分達、少しでも貢献できることを探しましょう。

西洋美術史の旅

ゴッホ「黄色い家」

私がこの絵を見ているうちに涙が溢れてきてしまうのは、このあとの悲劇(ゴーギャンと

仲たがいしたうえでの「耳切り事件」)を知っているせいかもしれません。

でも、それだけではないと思います。この絵が人を魅了する何かを秘めていると同時に、

この絵に魅了される何かが私の中にあるからなのでしょう。

どうですか?みなさん。絵って、やっぱり素晴らしいと思いませんか?

(隔週火曜午後「西洋美術史の旅」)

モゲ散歩

梅雨の合間を縫っての今日の散歩です。高田馬場駅からスタート。近くの玄国寺には岩倉具視の邸宅の一部が移築されています。また南側に広がる都立外山公園は江戸時代、尾張徳川家の下屋敷があったところ。小石川後楽園と並ぶ二大庭園として造られ箱根山を中心に池を配した広大な敷地があったそうです。その名残を歩いてみました。そこから国立感染症センターの横を通り感通寺という所へ。ここは上杉謙信が大切にしていた毘沙門天が祀られていると伝えられています。近くには夏目漱石の生誕の地があり新宿区立夏目漱石山房記念館があります。漱石の作品を思い浮かべながら散歩の仕上げをしました。

世界を知る

●今日は沖縄慰霊の日です。太平洋戦争が終わって78年が経ち世界が平和であるかといえば紛争も含めれば世界中で多くの人たちが苦しんでいます。6月20日の世界難民の日と共にいろいろと考え行動する必要があると考えました。●新型コロナの感染者が増え続け第9波になりそうだと警戒をする中、沖縄の医療が逼迫している状況が報告されました。●今日の朝のニュースで潜水艇の事故が最悪の結果になった事が報じられました。タイタンと呼ばれる潜水艇の構造などに言及しながら富豪たちの飽くなき冒険心を追ってみました。●電気自動車の開発に関して規格の問題と新しい電池の開発競争を考えました。●ブリンケン国務長官の訪中で米中関係がどう変化するのか?1回の訪問では結果は出ないでしょうが、今後の展開に期待したいものです。

世界を知る

●新型コロナの感染者が漸増気味。体育祭や文化祭で感染が拡大し学校閉鎖をする所も見られる今日この頃。尾身氏は第9波の入り口に達しているのではという談話を公開しました。●「100年に一度の豪雨」という言葉を良く聴くようになりました。洪水や山崩れの被害も増えています。世界的にも異常気象が発生しています。スーパーエルニーニョが原因だと言われます。●吉野ヶ里遺跡の発掘が一段落。残念ながら人骨や副葬品は見つかりませんでしたが邪馬台国論争にまた火が付いたような気がします。●自衛隊候補生が起こした殺傷事件。自衛隊が装備している89式小銃で犯行に及んで、2人が死亡1人が重傷を負うという悲惨な結果になりました。なぜこのような事件が起きたのか。詳しいことはこれからですが、色々と考えなければならないことがあります。●トランプ元大統領が訴追されました。なぜこうまで話題になるのか。来年の大統領選挙を占う上でも大きなポイントになっています。

西洋美術史の旅

ゴッホ「ハーグのアトリエからの眺め」

いわゆる「オランダ時代」のゴッホの絵です。

のちの「アルル時代」とはもちろん異質な風景画ですが、わるくないでしょう?

画面右側、作業する人と鶏が見えますか?

風景画のほとんどに人や鳥が登場する…ゴッホの絵の、じつは一貫した特色です。

(隔週火曜午後「西洋美術史の旅」)

モゲ散歩

前回は目白駅から雑司ヶ谷方面に歩きましたが、今回は神田川方面に向かいました。目白駅は切通のなかにある駅で武蔵野台地の端に位置します。そこの坂の途中に江戸五色不動の一つ目白不動尊があります。ここから神田川に沿って明治時代貴族の邸宅が並んで存在しました。その中の細川庭園、椿山荘を目指します。途中には水神社や正八幡といった神社があったりします。最後に結婚式が行われていた東京カテドラル聖マリア教会に寄りました。丹下健三氏の設計による大きな教会の建物に圧倒されました。

世界を知る

台風の影響もあって不安定な天気が続いています。●Apple社が発表した新型デバイスの話から始めました。近未来の生活についていけるのか心配になるような機器の発表でした。●入国管理法改正案が成立しましたが共生社会を目指す中で本当に良い選択だったのかを考えました。●日本の人口問題を考えました。合計特殊出生率が1.26に低下し今後の人口構成に大きなひずみが生じます。その中で進める子育て支援。これがどのような効果を生むのでしょうか。●LGBTQの問題は日本だけでなく海外でも大きな問題になっています。ウガンダでは犯罪にもなる法律改正がありました。●ウクライナで負傷した兵隊を受け入れるという話から、カホフカダムの決壊によって被る被害について考えました。●吉野ヶ里遺跡での発掘を踏まえて邪馬台国の歴史を振り返りました。

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