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モゲ散歩

暑い夏が終わったと思っているのですが、台風一過まだまだ残暑の厳しい中での散歩になりました。今回は本郷界隈を歩きました。本郷は昭和の色を濃く残している所がたくさんあります。まずは本郷薬師へ。このお薬師様は真光寺というお寺にあったのですが戦災でお寺は消失します。薬師堂だけがここに再建されています。そのお寺はなんと仙川に引っ越します。かつて訪問したことのあるお寺です。近くの十一面観音も真光寺にあったものです。文京ふるさと歴史館で歴史を学びました。弥生時代の名称の元になった弥生町で出土した土器もあります。近くにある菊坂近辺には明治の文豪が居住した家がたくさんあったそうです。石川啄木、宮沢賢治、樋口一葉など。一葉が使ったといわれる井戸も残っています。東大の近くなので学生相手の下宿がたくさんあったそうですが、現在は碑文が残るのみです。明治の文豪の事を考えながら曲がりくねった道を歩くというのも良いものです。

世界を知る

●関東大震災から100年。南海トラフ上での地震が予想される中で改めて考える良い機会になっていると思います。●まだまだ暑い日が続いています。東京の猛暑日も22日と新記録。世界中で気候変動が大きな影響を与えています。国連のグテーレス事務総長が「地球沸騰化の時代になった」といったのが印象的でした。ロシアでの永久凍土融解の話もしました。古代に封じ込められた未知のウイルスが出現するかもしれないという問題もあります。またマウイ島の山火事も温暖化の一つの例で、フラッシュ干ばつという異常な現象が原因の一つといわれます。どう対応するのが良いのでしょうか。●福島第一原発の処理水問題は中国の日本産水産物輸入禁止という措置で大きな問題となりました。日本政府がとるべきことは何かを考えて見ました。●ロシアのプリゴジン氏の墜落事故死。ワグネルが持つ利権がどうなるのか?事故なのか粛清なのか?様々な情報が飛び交う中、考える糸口を探してみました。

モゲ散歩

夏休み前最後の散歩です。今回は市ヶ谷駅に集まりました。市ヶ谷というと駅を出たとこが靖国通り、外堀を渡って防衛省の方向へ向かいます。そこに茶ノ木稲荷と亀岡八幡宮があります。茶ノ木稲荷は弘法大師が創建したという古いお稲荷様。奉納された提灯を見ると信仰の幅広さが伺えます。亀岡八幡は太田道灌が江戸城の西の守りとして創建し、江戸時代にこの地に遷宮したもの。家光や桂昌院の厚い信仰を得たといわれています。そこからJICA地球ひろばへ。JICAの活動を通して世界の諸問題を考えてもらおうという施設。ここでいろいろ勉強しました。そこから内藤新宿の東に広がっていた寺町に歩を進めました。たんきり地蔵や江戸の鋳物師が作った梵鐘などを見ながら今日の散歩は終了しました。

西洋美術史の旅

ゴッホ「ひまわり」

ゴッホといえば「ひまわり」、ひまわりといえば、夏ですね(それにしても暑い!)。

世界に何枚も存在するゴッホの「ひまわり」ですが(新宿にもありますね)、

この作品はドイツのミュンヘンにあります。

「ひまわり」と聞くと、映画(ソフィア・ローレン主演)も思い出します。

夏休みに東欧を旅したことがあるのですが、あの映像のとおりなんですよねぇ…

ギラギラと輝く夏の光は、なぜか人に、遠い昔のことを思い出させるようです。

みなさん、よい夏休みを。

(隔週火曜午後「西洋美術史の旅」)

モゲ散歩

今回は高田馬場駅から神田川に沿って歩きました。高田氷川神社から面影橋へ。そして甘泉園という江戸時代の清水家の邸宅にあった庭園を見ました。都会の中に残るオアシスのようなところです。その裏には水稲荷があります。吉宗が流鏑馬を復活させたところでもあり、忠臣蔵で有名な堀部安兵衛の助太刀の場でもあります。ここから早稲田大学構内にある村上春樹ライブラリーを見学しました。隈研吾氏が手掛けた図書室はさすがだなと思いました。最後に穴八幡宮に参拝しました。

世界を知る

●新型コロナの感染者が増えるとともに子どもの感染症が増えています。そこに使う医薬品の不足が問題になっています。●12日に八王子で39.1℃という気温を記録しました。異常なほど暑い日が続いています。その原因は?●アフガニスタンで日本の為に働いていた人たちが難民に認定されました。喜ばしい事ばかりではない実情を考えて見ました。●安部首相の狙撃事件から1年。旧統一教会問題は未だに解決の方向性が見えていません。山上被告の裁判もまだ開かれていない現状を考えました。●南極大陸にあるブラッド・フォールという赤い滝の話をしました。宇宙に存在する水との関連を考えました。●ロシアのウクライナ侵攻にかかわって国際機関でのロシアの立ち位置が変化していることに触れました。●NATO首脳会議でウクライナ問題が話し合われましたが、この紛争を止めるという方向にはなっていない状況でした。平和な世界が早く来て欲しいものです。

世界を知る

●依然として新型コロナの感染者が増えています。東京都の医師会も第9波に入っていると宣言しました。夏休みの人出はコロナ前に戻っているという中、検査代の個人負担もあり実態が掴めません。しっかりとガードしましょう。●世界的に気温が上昇していることがわかりました。温暖化を何とかして止めねばなりません。●日本に来る外国人労働者に対する日本語能力試験の難しさ。技術や能力のある人が日本で発揮できない現状を何とかしなければと考えます。●大阪万国博覧会の外国パビリオンの建築申請がゼロということ。2年後の4月に始まるのにどうするのでしょうか?●食物アレルギーの児童が増加しているという問題で、有吉佐和子の「複合汚染」を思い出しました。科学(化学)物質が体の中でどう反応しているのか。●フランスの暴動の引き金になったアフリカ系の少年。植民地時代の支配する側の論理が垣間見えます。●「エコ不安」という心の病が心配されているという話もしました。●ウクライナ情勢は大きな進展がありません。ロシア側の空からの攻撃と大量の地雷。さらにザポリージャ原発を巡る問題や核兵器使用の可能性。恐ろしい状況になっていると思いながら何もできない自分達、少しでも貢献できることを探しましょう。

西洋美術史の旅

ゴッホ「黄色い家」

私がこの絵を見ているうちに涙が溢れてきてしまうのは、このあとの悲劇(ゴーギャンと

仲たがいしたうえでの「耳切り事件」)を知っているせいかもしれません。

でも、それだけではないと思います。この絵が人を魅了する何かを秘めていると同時に、

この絵に魅了される何かが私の中にあるからなのでしょう。

どうですか?みなさん。絵って、やっぱり素晴らしいと思いませんか?

(隔週火曜午後「西洋美術史の旅」)

モゲ散歩

梅雨の合間を縫っての今日の散歩です。高田馬場駅からスタート。近くの玄国寺には岩倉具視の邸宅の一部が移築されています。また南側に広がる都立外山公園は江戸時代、尾張徳川家の下屋敷があったところ。小石川後楽園と並ぶ二大庭園として造られ箱根山を中心に池を配した広大な敷地があったそうです。その名残を歩いてみました。そこから国立感染症センターの横を通り感通寺という所へ。ここは上杉謙信が大切にしていた毘沙門天が祀られていると伝えられています。近くには夏目漱石の生誕の地があり新宿区立夏目漱石山房記念館があります。漱石の作品を思い浮かべながら散歩の仕上げをしました。

世界を知る

●今日は沖縄慰霊の日です。太平洋戦争が終わって78年が経ち世界が平和であるかといえば紛争も含めれば世界中で多くの人たちが苦しんでいます。6月20日の世界難民の日と共にいろいろと考え行動する必要があると考えました。●新型コロナの感染者が増え続け第9波になりそうだと警戒をする中、沖縄の医療が逼迫している状況が報告されました。●今日の朝のニュースで潜水艇の事故が最悪の結果になった事が報じられました。タイタンと呼ばれる潜水艇の構造などに言及しながら富豪たちの飽くなき冒険心を追ってみました。●電気自動車の開発に関して規格の問題と新しい電池の開発競争を考えました。●ブリンケン国務長官の訪中で米中関係がどう変化するのか?1回の訪問では結果は出ないでしょうが、今後の展開に期待したいものです。

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