講座だより

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講座だより

桐朋講座の活動の様子やイベントなどを、折にふれてお伝えします。
実施した講座内容のご紹介などもあります。

講座だより一覧

世界を知る

新型コロナの5類相当への変更が迫っていますが、感染者は微増状態。受け入れる医療機関にも戸惑いがあると言われています。第九波が来るのが心配です。入管法改正案に対して国連人権委員会等から疑義が出されている中で国会では成立に向けて動いています。何が問題なのかを考えて見ました。福島第一原子力発電所の事故から12年が経過していますが未だに核燃料の処理に目途が立たない中、格納容器に穴が開いていることが分かりました。汚染水の海洋放出の事もあるので見直しをしてみました。海外ではスーダンの内戦で国際機関のかたの退避が行われたことと感染症研究所の占拠問題がありました。バイデン大統領の次期大統領選出馬表明、習近平・ぜレンスキー電話会談、尹大統領訪米といろいろありました。世界の動きをしっかり見ておかないとだめだなあと実感しました。

西洋美術史の旅

ゴッホ「赤い葡萄畑」

今年度はいよいよフィンセント・ファン・ゴッホを取り上げます。

短い生涯の中でゴッホが本格的に制作に取り組んだのはわずか10年。

その間におよそ2000もの作品(油彩は850点)を手がけましたが、

生前に売れたのは、このたったの1枚だけでした。

(隔週火曜午後「西洋美術史の旅」)

モゲ散歩

今回は武蔵溝の口から久地まで歩きました。先日の大山街道とは違う、二ケ領用水沿いを歩きました。最初に訪れたのは宗隆寺。昨年あたりから注目されているお寺です。ヤクルトの村上選手の名前と同じという事でお守りや朱印をもらう方が来ているというお寺です。このお寺の裏には古墳があるのですが宅地開発で見る影もありません。そこから二ケ領用水沿いを歩くと久地円筒分水という所に着きます。ここは昭和15年、新しく開削された新横瀬川と交差するにあたってサイホンの原理を利用して新横瀬川の下を潜る水路を作り、また下流の地域に同じ量の農業用水を分けるための仕組みを作ったところです。国の有形文化財になっている所です。ここから多摩川の宇那根の渡し跡まで歩きました。

世界を知る

先週の土曜日に岸田首相の襲撃事件が発生しました。政治に対する不信感が原因とは言われていますが本人が黙秘を続けている中で真相はまだ不明です。しかし一歩間違えれば多数の犠牲者が出てもおかしくない状況だったことは確かです。日本の安全神話が音を立てて崩れていくように思いました。世界では中国を抜いてインドの人口が世界一になるというニュースが流れました。これに付随して中国の性比のアンバランスが問題になり地方での人身売買が表面化してきているという問題も上げられました。新型コロナの第九波が来るかということもあり、なかなか安心できる状況にはないことも分かった一週間でした。

モゲ散歩

今日が最初の講座でした。今回は散歩とは違った視点で講座内容を行いました。それは「地名を知る」というものです。日本の地名は100万以上あるといわれます。その地名には成り立ちの歴史や様々なものがあります。それを解き明かそうと考えて今回の講座を設定しました。地名という玉手箱を開けてみると様々なことがわかってきます。由来を考えたりするのも楽しいものだと思いました。

世界を知る

2023年度最初の授業でした。前回から1か月、その間に様々なことがありました。それをすべて網羅することは出来ませんのでいくつかに絞って今日の内容にしました。アメリカで起こっている問題。トランプ元大統領の訴追からアメリカの分断を考え、そして機密漏洩事件がもたらす問題を考えました。北朝鮮のミサイル実験とその対応の方法。自衛隊のヘリコプター事故の話。そして時間をかけたのはチャットGPTの事でした。便利な反面大きな問題も抱えているものなので、実際に使ってみた結果などを踏まえてお話ししました。

モゲ散歩

今回は半期に1回の遠出の散歩です。3年前の新型コロナが始まった時に予定していたもので見送りになったものが3年ぶりにやることが出来ました。長谷駅から鎌倉駅までのコースです。長谷寺、高徳院、銭洗弁天などを回り寿福寺、鶴岡八幡宮、頼朝の墓を巡りました。昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の舞台になったところ。かなり混雑していたのですが春の陽気に恵まれた良い散歩でした。

世界を知る

ウクライナ侵攻から1年が経ち終息の見込みが立たない中どうなるのだろうという思いが強いのですが、様々な文献などを総合すると短くて1年、長くて10年という予想があり、2030年代まで続くというのはあまりにひどいという思いがします。しかしグローバルサウスの台頭で多極化が進む中、ロシアを支持する勢力が増えていることも事実なのでしょう。国内に目を転じると「エホバの証人の2世」救済のための弁護士会が立ったということや、H3型ロケットの打ち上げ失敗の話題があります。だいち3号という観測衛星を無くした日本、今後の災害対策などに大きな支障をきたすことでしょう。これからの宇宙ビジネスにも大きな失点になってしまいました。日本に頑張って欲しいと思うだけです。

西洋美術史の旅

メアリー・カサット「母と子」

ドガに心酔し、彼や印象派の絵を祖国アメリカにもたらしたメアリー・カサット。

彼女自身も、完全な「男社会」だった当時の画壇と格闘しながら、女性ならではの感性を溢れ出させて、やさしい絵を描き続けました。

ドガとは一線を越えることなく独身を貫き、晩年は健康を害して絵筆を置きましたが、

女性の権利拡大のために尽くすなど、時代と闘い続けた女性でした。

いまや「女流作家/画家」という言葉自体が、時代遅れになりつつあります。

(隔週火曜午後「西洋美術史の旅」)

モゲ散歩

今回は大山街道を散歩します。大山街道は現在の国道246号線です。江戸城赤坂御門から丹沢山系の大山までをつなぐ道として江戸時代に作られました。二子から溝口までは宿場があったところです。ここには古い家並みが残っています。岡本太郎の母である岡本かな子の実家もあり、二子神社には岡本かの子碑と岡本太郎の彫刻が展示されています。また国木田独歩もこのあたりを舞台にした作品を残しています。そんな芸術関係も含めたいろいろなポイントを散策します。

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