講座だより

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桐朋講座の活動の様子やイベントなどを、折にふれてお伝えします。
実施した講座内容のご紹介などもあります。

講座だより一覧

世界を知る

●オリンピックが終了したフランスでは政権運営での首相選任に対して国民がデモで対抗しています。第一勢力の左派から首相を選任しなかったことに対する不満です。●ベラルーシで拘束された日本人に関する新しい情報がもたらされました。●現在問題になっているマイクロ・プラスティックが人間の脳にたまっているという研究成果がありました。脳重量の0.5%。どのような影響があるのかは不明とのこと。●ガザ情勢についてはポリオワクチンの接種の停戦がありながらイスラエルの攻撃がやまず多くの犠牲者が出ています。最近の攻撃では国連職員6名が命を落としました。出口のない状況です。●同じくウクライナについてもロシア領内への攻撃がなされていますがここにきてロシア側の反撃が始まりました。エスカレートするウクライナ情勢。これも出口が見えません。●今週行われたアメリカ大統領候補討論会。民主党大会後はハリス旋風が起こましたが具体的な政策を出さないためにトランプ氏に支持が戻ってきている中での討論会でした。事前に十分準備をしたハリス氏の攻勢にトランプ氏があらぬことを口走ったりしました。結果的にはハリス氏側の有利という感じで終了しました。11月5日の投票日に向けて郵便投票も始まっています。アメリカ社会のミソジニーという女性蔑視の考え、白人優先の考えをどう乗り越えられるか見ものです。

モゲ散歩

夏休み後の最初の散歩です。今日も真夏日という条件の中での散歩になりました。今回は久しぶりに多摩地域に行きました。京王線の北野駅から山田駅の間を歩きました。ここは鎌倉街道・川越街道が南北に通っている所になります。その要衝の地に片倉城・慈眼寺・八幡神社などが集中しています。特に片倉城は北条氏輝がここから小田原攻めを終えた武田信玄軍を討つために出陣した城になります。現在でも空堀などの遺構が残っています。城の最下段部には現在でも湧水が出ておりこの暑さのなかでも冷たい水でした。周囲のお寺も神社も立派な構えをしており、今でも多くの人に支えられているのだと思いました。最後に近くにある磯沼牧場を訪れ牛の飼育されている所を見学して併設のミルクショップでソフトクリームをいただきました。

世界を知る

今年の夏も大変暑かったと思います。様々な出来事もあって全てを説明することが出来ないので、今回はいくつかに絞ってお話ししました。最初にミャンマーやドイツの状況についてお話ししたり兵庫県で見つかった新種の恐竜や真鍮泥で書かれた古文書の話をしました。●台風10号の発生の仕組みと地球温暖化についてを説明しました。日本の南側の太平洋の海水面温度が高くなっている事と偏西風が北に追いやられていることなどを説明しました。●日本のインテリジェンス問題としてベラルーシで拘束された日本人についてのことにふれ、日本の情報組織にどのようなものがあるのかを知っていただき、今回の問題がどのような影響をもたらすかを考えてみました。●11月に行われるアメリカ大統領選挙はハリス副大統領とトランプ元大統領の一騎打ちになるようですが、現在はその支持率は拮抗しています。日本ではハリス氏の有利を報道しているがアメリカ国内ではどうなるか分からず、実際の方針を打ち出しているトランプ元大統領の方が有利という状況もお話ししました。

モゲ散歩

梅雨が終わり急に暑くなってきました。その中で夏休み前の散歩です。今回は東海道の品川宿を散歩しました。品川は目黒川の河口に古代から発達した港町。30余りの寺院もある寺町でもあります。今日は八つ山橋から南に向かって散歩しました。江戸時代に江戸湾で捕獲された巨大な鯨の骨を埋めたという鯨塚、幕末の黒船対策のお台場の跡を巡りました。この辺りは江戸時代海岸線だったところですが、現在は遠くまで埋め立て地が広がっています。暑さに負けないように木陰で休みながら旧東海道を散歩しました。時折古い建物もありますが、商店街はほぼ新しい家が立ち並んでいました。最後に訪れたのは品川の地名にもつながる品川寺(ほんせんじ)へ。ここの入り口には江戸六地蔵の1つのお地蔵様の座像があります。境内に入ると左手に梵鐘があるのですが、幕末パリ万博に出品された後行方不明になり後にジュネーブの美術館に保管されていることが分かったものです。その後返還交渉を行い60年の年月をかけて品川寺に戻ってきたという物語があるものです。
皆さん暑い中ご苦労様でした。

世界を知る

●国内政治を見ると、岸田内閣の支持率が低下しています。政治資金規正法改正案についての批判勢力の力が大きく影響していると言えるでしょう。また都知事選挙の結果を見ると従来の政党政治では測れない票の動きがみられました。SNSを駆使した選挙戦。若者の選挙に対する考えに変化が生じたのでしょうか。●国際政治を見回した時に大きなうねりのようなものが見えています。欧州議会の議長を務めるオルバン氏がウクライナ・ロシア・中国を訪問してウクライナ紛争を解決する橋渡しをしたいと言う一方で、欧州議会の右派勢力を集めて新会派を作って第3党の地位を築きました。政治力をどのように使うのでしょうか?●イランの大統領に穏健派のペゼシュキアン氏が当選しました。宗教指導者のハメネイ師の戦略がどういうものなのかを考えてみました。●トランプ元大統領の免責特権問題で連邦最高裁がトランプ氏に有利な判断をしました。トランプ氏が共和党の大統領候補になるのは確実ですし現状では大統領に当選する確率は高いです。それに対抗する民主党はどうするのか。バイデン氏で行くのかどうかについて考えてみました。

モゲ散歩

梅雨に入ったとはいえ連日真夏日。熱中症アラートの発令もありそうな中の散歩です。今日は北区防災館を訪問しました。能登半島地震から半年、地震の実体験や負傷者への対応などを起震車体験や煙が充満した中での避難体験、AEDの操作体験などを通じて学びました。
今回の上中里から王子には大蔵省印刷局があったり、渋沢栄一の家や渋沢栄一が信仰した神社などがあります。新紙幣発行で沸くそれらの場所もめぐりました。

世界を知る

●3日に発行された新紙幣。デジタル円に移行することを考えると紙のお金はこれが最後なのでしょうか。●世界で選挙が行われています。イランでは改革派の候補がトップに立ちましたが決戦投票ではどうなるのでしょうか。イギリスの選挙では労働党が過半数を確保したので政権が変わります。フランスの議会選挙も国民連合がリードしていますがマクロン大統領の保守連合と左派連合が統一候補にすることで対抗しようとしています。●日本株が上昇していますがその原因と今後の見通しについて考えてみました。●旧優生保護法についての最高裁の判断が出ましたが、非人道的な処置はその後も行われてる実情について触れました。●日米地位協定と沖縄の婦女暴行事件について、日本政府の対応と今後について考えました。●能登半島地震から半年。遅々として進まない復興の状況を考えました。高齢化した地方都市の復興問題はそう簡単に解決できるものではなさそうです。●H3型ロケットの打ち上げが成功して宇宙ビジネスに参加できるかが問題になっています。同時に宇宙デブリの問題にも目を向けました。●ロシアのウクライナ侵攻についてその和平に向けた姿勢、戦争の方法、徴兵の方法などの問題点を考えてみました。

世界を知る

今週は世界で様々なことがありました。●イランの大統領選挙の投票が行われます。急進派の候補と穏健派の候補、いずれが大統領になるのか。それによって世界情勢も変わることになるとは思います。●アメリカで大統領選挙の2人の候補者の討論会がありました。トランプ氏の圧倒的な言動力はバイデン氏を上回ったと感じるものです。ただファクトチェックではトランプ氏の不正確な内容や思い込みが80%に達すると出ていたのですが、内容よりもパワーで押し切ったという感じです。これでアメリカの分断はさらに深まることになるのでしょうか。●円安が進んでいます。物価はその影響でどんどん上昇するばかり。なぜそうなったかを考えてみました。●アフリカのジンバブエ、マダガスカル、ナイジェリアについての番組を取上げて考えてみました。児童労働や女性差別の問題、本当は豊かな国なのに一部に富が独占されていることから原油を抜き取るゲリラが横行する状況などをみて、世界が前を向いてしっかり進んでいかなければならないと実感したのです。●安部派の金庫番の裁判の途中経過を見ながら、政倫審での発言との違いを見てみました。政治家が誰のために仕事をしているのか、しっかりと考えていく必要があります。

モゲ散歩

梅雨入りが発表されてからの散歩の日ですが、雨は大丈夫のようでかえって暑くなってしまいました。今日は王子の駅からスタートです。飛鳥山公園は7月から登場する新紙幣の渋沢栄一のこともあって多くの人が出ていました。近くには重要文化財の醸造研究所の建物があります。そこには公園もあって気持ちの良いところでした。このあたりには中国式の楼門のある正受院、近藤勇の菩提寺の寿徳院という寺があります。共に大きくはありませんが存在感のあるお寺でした。また近くには古墳も散在しているようで、その古墳の上に作られた神社なども見ものでした。王子には戦前陸軍基地(現在は陸上自衛隊)があり、それに関連する遺構も見られました。最後に近藤勇が斬首された板橋宿の供養塔を見学して今日の散歩は終わりました。

世界を知る

昨日は「世界難民の日」でした。ほぼ日本の人口と同じ数の難民が存在し、紛争の拡大でさらに増加している状況を知ってもらいました。●都知事選挙が公示されました。56人もの立候補者がいる。この人たちすべてが都知事として仕事をしたいと考えて立候補したのだろうか? 政治に関心を持ってほしいという党首がいましたが本当でしょうか?我々がしっかり考えて投票行動をしないとダメだと思いました。●ガザ情勢は先が見えません。UNICEFは子どもの戦争と位置付けました。死者の40%以上が子どもであること。重度栄養失調や手足に障害者のある子どもの数が異常に多い中、戦後の復興を見据えるためにも早く戦争を終わらせて欲しいものです。●ウクライナ情勢を考えながらロシアの外交姿勢をチェックしてみました。ロシアが考えていることを誰が受け入れられるのか? 武器を得るために北朝鮮に行ってにこやかに会談する様に心が痛みます。

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