『桐朋教育』第５６号のアーカイブズ関連特集
- 女子部門
９月27日には『桐朋教育』第５６号が発行されました（諸般の事情で遅れたことをお詫び申し上げます）。当該号では<歴史と向き合うこと：桐朋学園の多様な歴史実践>と題した特集が組まれています。第一部：特別教育活動（初等部、中高部の修学旅行）と連携した歴史と向き合う教育実践の紹介と共に、第二部において、「桐朋アーカイブズの構築に向けて」という括りで一連の記事も含むところとなりました。女子部門の史資料の保存・管理・活用の現状と今後、ロールモデルとなる大学アーカイブズへの取材（上智大学との高大連携企画）、小中高校長がお書きになった歴史関連エッセー、過去の『桐朋教育』バックナンバーの振り返り、学園史にまつわる多様な切口の取材記事,学園にとって重要な歴史的文書の再録などを含みます。頒価1000円にて教育研究所窓口、総合受付でご購入できます。また、当ホームページ「研修・出版」を介して入手することもできます。学園の伝統の根底にある、歴史と向き合う精神を見つめなおし、学園文書管理の重要性や公共的価値について、皆様と考える機会になることを願っております。過去を参照して未来を考える、と副題を添えました。アーカイブズが目指すのは「実用的な過去」として歴史を更新し続けることなのです。
