世界を知る
- 教養・スキルアップ
冬季オリンピックに世界中が沸いている中、日本選手の活躍に心躍る所もあると思います。しかし、世界は止まることはありません。先日行われた衆議院議員選挙の際に流された様々な偽・誤情報を多くの人が事実だと認識していたという研究結果がありました。短期間での選挙戦でファクトチェックが追い付かなかったことも原因しているようです。山中教授がiPS細胞を開発して20年が経とうとしていますが、やっとで製品としての了承を得た製品が出ました。虚血性心筋症とパーキンソン病に有効と思われるものです。早期承認を得てこれから7年ほどをかけて本承認になるかどうかの第一歩がスタートします。イランの核開発問題で高官協議が続いていますが、トランプ大統領は十分な成果が上げられなければイランを攻撃するための準備を進めていると言います。もし戦闘が始まると石油供給をはじめ世界経済に大打撃を与えかねません。本当に戦闘を行うのでしょうか。そのトランプ大統領が圧力をかけている国にキューバがあります。ベネズエラに武力侵攻した影響でキューバは石油や資金を得ることが出来なくなり、国内が大打撃を受けているという報道がありました。高官協議をしているようですがどのような結果になるのでしょうか。高市首相の発言から関係が悪化している日中関係ですが、国際会議の場面で中国の王毅外相が「日本は軍国主義を復活させようとしている」と発言しました。国際関係を円滑に保とうとしなければならない中でのこうした発言をする中国を、他の国はどのように見ているのでしょうか。●日本海側が大雪の被害を受けている反面、太平洋側は異常な少雨状態が起きています。その結果冬でありながら水源となっているダムの貯水量が減少して、節水制限をしている所も出てきています。昨年は台風の発生数が少なく、秋雨前線の活動も弱かったために十分な降水量が得られなかったことも原因しています。現代社会の生活の中では多くの水が必要になっています。将来的にこの水を確保することが世界各国の重要な課題になると考えられています。そんな中で開かれている冬季オリンピックですが、雪不足から人工降雪機を使用しているといいます。今後地球温暖化が進むと冬季オリンピックを開催できる場所が大きく減少するのではと危惧されています。さらに、現在世界各国で起こっている環境問題に関する裁判が話題になっています。日本でも若者気候訴訟という電力会社を相手取った裁判が進行しています。そんな中トランプ大統領は地球温暖化を詐欺だと決めつけ、温暖化対策を後退させているのです。この流れをどう考えれば良いのでしょうか。●昨年の10月に停戦が始まったガザ地区ですが、毎日のように戦闘は続いています。ヨルダン川西岸地区へのユダヤ人入植ができやすいように、政府は国有化しようとしているなど、解決に向かっているという実感がありません。トランプ大統領が立ち上げた平和評議会では支援金や治安担当の軍隊の派遣などが論議されています。パレスチナの人々が安心して生活できるような状況になれるように世界各国が協調していく必要があります。●ロシアは長引くウクライナ侵攻で苦しい状況に陥っているようです。ウクライナ情勢では、ロシア軍がスターリンクという衛星を使った情報交換が出来なくなって打撃を受けているという報道がありました。長引く戦闘によって傷ついた兵士が帰国しています。国は義足などの提供をするなどケアに力を入れているようですが、帰還兵のPTSDに陥ってしまう問題や、犯罪者を兵士として送り出したあと、帰還して犯罪を起こす問題など、戦争が終わったとしても影響が残る問題が山積しています。また、不足する兵士を補うために詐欺同様の方法で世界から傭兵を集めています。その実態が紹介されました。●アメリカの状況もトランプ大統領の出現によって大きな変化を受けています。進めようとしている政策の有効性をどう捉えるかを考える必要があります。またアメリカと友好関係を続けてきたヨーロッパ各国なども今後の動向が危惧されています。ヨーロッパの首脳はトランプ大統領の事をフレネミ―だと言っています。友と敵という言葉を合成した語です。友として接してきたのに、ある時敵になってしまう。それが何時変化するのかが分からない。ドンロー主義を突き進めるトランプ大統領の考えを見極めていく必要があります。解決方法としてはアメリカに頼ってきた今までの政策を見直して、もっと広い意味で各国と協調して行く必要を感じているのです。トランプ大統領は自分の判断が常に正しいという事が基本姿勢です。この考え方は習近平主席やプーチン大統領にも通ずるものです。今世界はこのような指導者中心に回っていると考えてもおかしくない状況です。

