モゲ散歩
- 教養・スキルアップ
急に寒くなるという予報の中での今日の散歩でした。きれいな青空の下、風もおだやかで太陽の暖かさを感じながら歩きました。先ずは立教大学近くの羽黒神社からです。江戸時代、伊勢参りを表参りとして、もう一つの信仰のお参り場所が出羽三山(羽黒山・月山・湯殿山)でした。これを裏参りと言っていました。その信仰につながる羽黒神社です。次に赤門を持つ金剛院へ。赤門のいわれは、江戸時代この寺の近くで相次いで起きた大火で焼け出された人たちを境内に集めて救済したことで多くの村民から感謝されたという事を知った将軍が、褒賞として門を赤く塗る事を許したという由緒あるものです。近くの長崎神社では大きな銀杏の木も素晴らしくお宮参りの幼子もいてほっこりする時間を過ごしました。この長崎といわれる地には昭和初期にアトリエ村がいくつも作られました。多くの芸術家がここで生活しながら作品を作ったと言われています。現在はこの地で活躍した熊谷守一の作品を集めた豊島区立熊谷守一美術館があり、そこでその面影を知る事が出来ました。有楽町線の千川駅の近くには粟島神社や千川上水公園がありました。水の少ない台地の上での農業は用水に助けられ神社での雨ごい行事にもつながっていました。