モゲ散歩
- 教養・スキルアップ
梅雨が終わり急に暑くなってきました。その中で夏休み前の散歩です。今回は東海道の品川宿を散歩しました。品川は目黒川の河口に古代から発達した港町。30余りの寺院もある寺町でもあります。今日は八つ山橋から南に向かって散歩しました。江戸時代に江戸湾で捕獲された巨大な鯨の骨を埋めたという鯨塚、幕末の黒船対策のお台場の跡を巡りました。この辺りは江戸時代海岸線だったところですが、現在は遠くまで埋め立て地が広がっています。暑さに負けないように木陰で休みながら旧東海道を散歩しました。時折古い建物もありますが、商店街はほぼ新しい家が立ち並んでいました。最後に訪れたのは品川の地名にもつながる品川寺(ほんせんじ)へ。ここの入り口には江戸六地蔵の1つのお地蔵様の座像があります。境内に入ると左手に梵鐘があるのですが、幕末パリ万博に出品された後行方不明になり後にジュネーブの美術館に保管されていることが分かったものです。その後返還交渉を行い60年の年月をかけて品川寺に戻ってきたという物語があるものです。
皆さん暑い中ご苦労様でした。