モゲ散歩
- 教養・スキルアップ
今回の散歩は埼京線の板橋駅からスタートします。この板橋駅の北側で交差する道が旧中山道になります。今回はこの中山道に沿って最初歩きます・駅前には「結びのケヤキ」があります。これは先週訪れた「縁切り榎」と対になっているものです。縁切り榎でおみくじを引いて、この結びのけやきでそれを結んで開運を祈願するのだと聞きました。先週縁切り榎では雨の中何人かの人が訪れていましたが、こちらに寄ったのでしょうか? その先に東光寺があります。ここには平尾追分地蔵と宇喜田秀家の供養塔があります。宇喜田秀家は関ヶ原の戦いで敗れ八丈島に流されたのですが、明治になって子孫の方がこの寺に供養塔を建立したという事です。この中山道沿いにはまだまだ多くの見どころがあります。板五米店は大正年間に建設されたお店をそのままの形で営業しています。今はおむすびカフェとなっています。ここから北側は江戸時代加賀藩下屋敷のあったところです。広大な敷地を持っていたそうです。明治になると陸軍砲兵工廠が作られ火薬などが製造されていました。その名残の機械の記念碑があったりします。また冒険家の植村直己さんの功績をたどる記念館もあります。近くには東京家政大学があるのですが、このキャンパス内には陸軍時代の建物がそのまま残っていました。