西洋美術史の旅
一年間ファン・ゴッホを取り上げ、皆さんのおかげもあって、ほんとうにたくさんの絵をみることができました。ゴッホの絵の何が私たちを惹きつけるのか、年度を跨いでのテーマになっていきます。ゴッホは拳銃でみずからの腹を撃ちぬいて自殺したとされています。敬虔なキリスト教徒であり、かつては聖職者を志したゴッホが、精神的な発作に苦しんでいたとはいえ、自殺を図ったとは、どうしても私には思えないのですが…。4月からの2024年度は、ゴッホが亡くなった19世紀末以降の西洋絵画をみてまいります。楽しみですね。
(隔週火曜午後「西洋美術史の旅」)