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世界を知る

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上海で開催されている自動車ショーで中国企業が充電時間5分で400Km走行可能なモデルを発表しました。日本ではまだ電気自動車の普及は進んでいませんが中国では販売数の半分以上が電気自動車といいます。環境問題も考えた時に廃電池の問題などもありこれから世界はどう対応していくのでしょうか。カシミールでイスラム過激派による銃撃事件が起きました、20人を超える命が奪われました。これを受けてインドは対パキスタン政策を強硬なものにしています。カシミールはいまだにはっきりとした国境が決まっていないところでもあります。農業に大切な水問題もこの対立に含まれてしまいました。どのように解決していくのか難しい問題です。フランシスコ教皇が死去しました。丁度公開されている「教皇選挙」という映画と同じことが行われています。庶民的な人物と言われたフランシスコ教皇。世界平和と人類愛に自分の生涯を捧げた教皇の願いを実現したいものです。トランプ大統領がウクライナ和平案を提示してきました。内容はロシアに有利な部分が多くウクライナやヨーロッパ諸国がすぐ受け入れるか不明ですが、トランプ大統領は「期限がある。それを過ぎれば手を引く」という態度を示しています。何故アメリカは先を急ぐのでしょうか? その理由も考えてみました。トランプ大統領の施策が次々に繰り出されている中、G20財務大臣中央銀行総裁会議が開かれました。多くの国が関税問題が世界経済に与える影響が余りにも大きいという懸念を表明しました。今行われている国内改革も問題です。アメリカは世界をリードする科学力を持っていますが現状ではそれを推し進めていくことが出来ない状況になっています。大学に対しての圧力も大きな問題です。乱高下する金融市場をどのように沈静化していくのか。有効なトランプ対策を各国が色々と考えていく必要があります。

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