世界を知る
- 教養・スキルアップ
2025年度の講座が今日から始まります。最近新聞やテレビのニュースにはトランプ大統領について触れない日はないという状況です。この中で講座の話題を探すのは一苦労です。先ずは日曜日から始まる大阪関西万国博覧会についてです。「命輝く未来社会のデザイン」をテーマに様々な新しいテクノロジーを駆使した展示が展開されるようです。しかし、まだ完成していないパビリオンがあったり、メタンガス発生の問題があったりちょっと心配な部分もありますが、6か月という時間で多くの人が将来について考え、楽しむことが出来れば良いなあと思いました。ウクライナ侵攻については和平への道は遠いと思わざるを得ません。そんな中、中国兵が捕虜になったというニュースがあり戦線の変化が心配されます。あとはすべてトランプ大統領の出す大統領令や政策についての話になりました。90日間の延期が決まった相互関税ですが、そうなった背景にはアメリカ国債の動きが影響していると思われています。そこで国債についてアメリカと日本を比較してみました。日本も借金大国ですがアメリカも同じです。そのためかなり強気で関税政策を推し進めてきたトランプ大統領ですが、安全な国債といわれたアメリカ国債が売りに出され、国民に不安を与える金利が上昇することになったのが、延期という判断につながったのではないかと考えられます。これからの90日間様々な国がトランプ政権と話し合いをし関税を引き下げようと苦労するのだという感じです。この相互関税で50%を課せられた南アフリカのレソトという国は、アメリカ向けの衣料品を大量に作っています。もし関税が発動されるとこれらの製造会社がつぶれることになり、経済不安が高まることになります。中国との関税の掛け合いもピークに達しています。この状況はどのように回避されていくのでしょうか。